2020年3月16日月曜日

中華ES9038q2mボードのための15V正負電源の作成 その2

先のエントリに中華ES9038q2mボードのための15V正負電源の作成としてツェナーダイオードを定電圧源として±15Vの両電源を実験しましたが、実験後に自転車で事故にあってしまい、実際に音を聞くことができずにいました。
入院中に調べていたところ、どうやらツェナーダイオードは雑音源になりやすいということ、ただし、5V以下であればNoiseは少なく電圧が上がるにつれて低いインピーダンスのNoiseをまき散らすことなどが分かってきました。
先の電源では15Vのツェナーダイオードを使っていましたので、まあそれは、Noiseだらけの可能性があり、せっかくNoiseを嫌ってアナログ電源にしようとしていたのに元も子もないのではないかと考えなおしました。じゃぁNoiseが少ない定電圧源はなにか。。。
ダイオードの順電圧を使う手がありました。
しかし、普通のダイオードの順電圧は0.7V程度、、(-_-;)。。。LEDでも1.8V程度、さすがに8個直列にLEDも。。。。。ということで、ここは素直にシリーズレギュレータを使うことにしました。
レギュレータは12Vのものを使うことにし、電圧の底上げはLEDを使っています。これで約13.8Vの電圧を得られます。整流後の電圧が19V程度ありますので、多分15Vのレギュレータを使ってもいけたかもしれませんが、ここは確実にいきたいので12Vレギュレータ+LED底上げとしました。
この回路は、なんの変哲もない定番に近いものなので、土日を利用して蛇の目基盤で作成してみました。実際のくみ上げは、この電源とRaspberryPiのための5V電源のハイブリッド版です。
右側がRaspberryPiのための5V電源、左側が今回の回路図のものです。このくらいの回路規模であれば秋月のC基板に収まります。

バラックで音出しをしています。
とりあえず、DAC基板からヘッドフォンに直接つないで、音が出るかどうかを確認しました。出力部のコンデンサが47μFで電流制限抵抗が100Ωヘッドフォンのインピーダンスが33Ωなので、Low側のcut off周波数が30Hz程度と高めなので重低音は望めないのですが、中域から高域にかけては透き通った音がします。9038の澄んだ解像度の高そうな音がします。
これでしばらくエージングしてみます。


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