2020年3月22日日曜日

中華ES9038q2mボード、まとめ

中華ES9038q2m
ボードを3種類入手しました。それらの共通点、いままでの実験のまとめです。
手に入れたボードはAmazonから2種類、aliexpressで1種類です。
以下に紹介します

1.Amazon ES9038Q2MデコーダーボードDAC I2S DSD光同軸入力デコーダー(オーディオアンプ用)ヘッドセットアンプ出力DIY


ES9038Q2MデコーダーボードDAC I2S DSD光同軸入力デコーダー(オーディオアンプ用)ヘッドセットアンプ出力DIY

2.Amazon ES9038 Q2M DACデコーダー·ボード3ウェイ·スイッチング·サポート·ファイバ同軸USB入力


3.aliexpress Lusya ES9038 Q2M DAC DSD デコーダ同軸繊維 DOP ハイファイアンプオーディオサポート IIS DSD 384 125khz B2-001

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この3種類はどれも、基本的な回路は変わらないようです。
なので、出音もほとんど同じだと思います。
音の傾向としてはクリアで透き通った音がします。さすがES9038と小躍りしました。
ただし、アナログ回路周りのコンデンサがどうやらセラミックコンデンサのようです。
なので、どうしても若干カサカサした音になっているようです。
ネットでES9038Q2Mを検索すると
通電してみんべさんとEFCノートさんのページに実際の基板から回路図を起こしたものがありました。ありがたく拝見しました。

1.の青基板のオペアンプ周り

ES9038Q2M基板をちょっと測定_e0298562_03563955.png
※出典はこちらです。回路図はそちらからの転載です。

3.の緑基板の回路図


※出典はこちらです。回路図はそちらからの転載です。

これまでの実験。。。ん!

1.の基板とAmaneroのUSBボードを使ってUSBDACを作成しました。

電源は12~15Vのスイッチングアダプタ使用。
スイッチドキャパシタ回路を使って負電源を作成し両電源としてボードを駆動しました。
青基板の単電源用オペアンプバイアス回路は削除しました。
製作記事


このDACを使っているうちに、電源にスイッチングではなくアナログ電源を使ったらもっと良い音で音楽が聴けるかもしれないという気持ちが大きくなってきました。
それで実行に移しました。

2.の基板とRaspberryPi4を使ってRoonBridgeとしました。

中華ES9038q2mボードのための15V正負電源の作成 その2

RspberryPiのためのアナログ電源を。。簡単に。。作る

ES9038q2mをRoonbridge化したRaspberryPi4と共にケーシング その2


先日ケーシングしたES9038Q2M+RaspberryPi4+アナログ電源です。
アナログ電源にしてみました。
良い音が聴けるのではないかとの期待が大きすぎたようです。
エージングして化けるかもですが、ちょっと思ったよりは期待外れだったような気がします。
やはり、電源云々以前に、オペアンプ周りのコンデンサをフィルムなり音質に影響の少ないものに変える必要があるのかなという思いが大きくなってきました。
それで、3.の緑基板を使って実験をしてみました。

3.の基板のチップセラミックコンデンサをメタライズドフィルムに交換してみました。


白くて値が書いていないのがセラミックコンデンサです。+入力と-入力のところが370pF(実測しました)で他は全部100pFでした。青基板ではすべてが100pFだったので今回はすべて100pFにしてみました。cut offが100kHzと高めですがまあ手持ちのコンデンサにその値のものがなかったのでとりあえずです。
外したところにリード品のメタライズドフィルム100pFを設置していきます。見た目があまりよくありませんが、この際目をつぶります。
すべてつけおわりました。これで音出しをしてみます。

バラックで、電源はスイッチング電源で負電圧を生成して±12Vとしています。
オペアンプのバイアス作成回路はまだ削除していないので出力1ピンと7ピンの電圧を測ると0.33Vとかなりオフセットが出てしまいました。
このままだと、出力コンデンサはバイパスできませんね。
音はというと、だいぶうるささが減ったような気がします。実際のところはしばらくエージングしてみないとわかりません。
これで、効果があるようなら、ほかの基板も同じようにコンデンサを付け替えようと思います。

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