2023年12月29日金曜日

NCPLにダイソーのグラスファイバーポールを使う

ダイソーのグラスファイバーポール


これ、グラスファイバーなので、金属じゃない
なので、NCPLのエレメントとする同軸ケーブルの支持用にちょうどよいかと。。。

余っていた5C2Vの同軸を使って、NCPL(ノイズキャンセルパッシブループアンテナ)としてみました。

バランはFT50-75を使い、8turnとしました。
設定値を50Ωとすると5倍以上が適正らしいので250Ω以上のインピ-ダンス。
8turnを500kHzの周波数で計算すると623.3Ωとなります。かなり多いですが、先に作ったNCPLが8turnでした。そして中波で感度が良かったので、この巻き数を踏襲してみることにします。←計算した意味がない(-_-;)

FT50-75:8turn の計算値

実際に巻いたもの・・・
インダクタンスは、ほぼ同じ値。。。

グラスファイバーポール両端をタイラップ固定しつなげます。
そうすると、約直径60㎝の円がつくれます。
それを支持材として・・・

5C2Vで構成したNCPLを這わせるとこんな感じになります。

smartですね!!うまい具合にできました。。。

AliexpressのBN73-302

BN73-302


これ、2500uiって表記してありますよね。

AL3000のFT50-75と近い特性・・・・
それで、計算してみると
4turnだと49.60uFとなり0.5MHzでのインピーダンスが155.8Ωとなります。

アリエクから輸入したBN73-302は
turn数 インダクタンス
6turn 18uF
11turn 47uF
18turn  85uF
でした。
6turnとしても18uFしかありません。
アリエクBN73-302を使用した場合、当然4turnでは中波用としてインダクタが足りないのは明白です。。。

そしてこの値に近いものは・・・
43材のFT50-43のほうが近い感じがします。

50uFのインダクタンスを確保するのに必要なturn数を計算すると
10ー11turnぐらいにしないとダメなようです。
それでも、500khzで157Ω程度のインピーダンスです。

なんとなく使っていて、75材よりも43材に近い印象でいたのですが、どうやらそのようです。#43感覚で使っていましたが正しかったようです。(;^_^A





2023年12月24日日曜日

自作アナログ中波ラジオを並べて悦に入る(笑)

総評

Analog MW Radio 2台を並べてみる




同調周波数の視認性

は、やはりLED表示に軍配

周波数変更のしやすさは、やはりバーニアのほうがやりやすいですね。

出音

このラジオ、どちらもスピーカーを内蔵しています。
ですが、圧倒的にFETラジオのほうが良いです。
セリアの100円スピーカーを分解して取り出したユニットを内蔵しています。

LA1600のほうは・・・

aitendoで購入した。スピーカーです。
250円の製品より

100円で買える
のほうが、ぜーんぜーん良いのです。
なんといっても、音声が聞き取りやすい。外部スピーカーはいらないくらいです。
100円で買えるうちにもっと買っておこう。うんそうしよう。。。

感度

の比較です・・・
調整された状態では聴感上では違いがなく同じ程度でした。

一応
Tiny SAでAM変調をかけて聞こえる限度のdbmをみてみました。

LA1600

  • 610kHz -113dbm


  • 1500kHz -112dbm




FETラジオ

  • 550kHz -106dbm
  • 1550kHz -109dbm





聴感上は同等でしたが、数値にすると少しだけLA1600ラジオのほうが感度は良いようです。
最初に作ったときも感じたけど・・・・

LA1600 おそるべし(笑)

外付け部品点数も少なく、感度もよい。
40m Bandで CWの受信機を作るときはLA1600使うかな・・・・


FETラジオのSメーター

電池チェッカのラジケータを使っていたので表示がそれらしくありません。
なので、SIGNAL表示のものを印刷して貼ってみました。


これを、、、100均電池チェッカから外したラジケータに貼ってみた

918kHz 山形放送受信中



ローカル局受信中

校正していないので、適当なのですが・・・・
それなりにみえます。。 So Good!!

2023年12月23日土曜日

FET MW radio を常用できるようにする10

 完成・・!?


あ、スピーカがまだでした。使用するのはセリアの100円スピーカーです。これ、安いのになかなかです。今回のケース(200x150x40mm)との組み合わせだとラジオを聴くにはとても良いです。低音はさすがにでませんが、音声が聴きとりやすく了解度は高いです。

3mmのドリルでスピーカー取り付け部分に穴をあけます。
これ、大変ですよね・・・・


ユニバーサル基板に穴あけしたものをガイドにしてスピーカーの穴は開けています。
これがあるだけでも、だいぶ楽です。


工作もここで一段落というわけで・・・

しばらくしたら、いじらなくなりそうな・・・

いやいや、中波放送をFMに移行する前に聴こう。。が目的だったような・・・


MWを受信できる自作機が3台となりました。。。

FET MW radio を常用できるようにする9

QRHを少なくする

先に位置決めのために組んだ時にはバリキャップのパディングコンデンサに15pFの普通のセラミックコンデンサを使っていました。
電源を入れてから安定するまで多少のQRHがあります。
おおむね同調周波数が下がっていく方向のようです。
なので、バリキャップ周りを整理してチップのC0Hコンデンサを使ってみようと思います。
効果のほどはまだ未検証ですが、先の7MHzダイレクトコンバージョン受信機の実験の時はかなり効果があったので、試してみる価値はありそうです。

スピーカーをどうする?



スピーカーも内蔵を考えていたので、基板をどこに置くか、もう一度確認です。
バーアンテナとスピーカーを離した配置にしたいので、そうするとこんな感じになります。
このバーアンテナとスピーカを離すってやつは、近いと干渉するらしいのです。
感度が下がってしまうとか、実際には試していないのですが、ネットのどこかのページでみた記憶によるものですのでうろ覚えですが・・・・

バーアンテナを外に出すことに

問題発生のためでした

基板のねじ止めはまだしていませんがコネクタ類は繋いで電源を入れてみました。
AFN受信中
なかなかいい感じに仕上がりそうだ。
試しに、ケースをしめてみました。


周波数が2kHzほど下がりました。感度が下がったので、同調をとりなおしてみましたが・・・・

感度は回復しません。ちなみに外部アンテナをつないだ状態でのことです。

先ほどスピーカーの近くにバーアンテナを置くと感度が下がるといいましたが、近くに金属があるとダメなようです。アルミケースですものね。だめだわ。。。

素直にバーアンテナを外に出すか、ケース上側、側面をPPシートのようなものにするかですね。

バーアンテナを外に出すとなるとLC回路のリード線処理を工夫しなくてはなりません。


現在の状態でリード線を延長しなくても基板はここまでなら後退させられます。うまくいけば、延長しなくてもなんとかバーアンテナを外に出せそうです。


緑丸は穴あけ予定場所、3mmの穴をあける予定
バーアンテナはせんごくネット通販 AM-88 より入手

固定ホルダはバーアンテナについていたもの、穴は3mmの四角形で挿入後内側から溶かして固定するタイプ


これでケースを閉めても周波数の変動、感度の低下はなくなりました。

2023年12月21日木曜日

FET MW radio を常用できるようにする8

ケースにいれる

いよいよケーシングとなりました。使用するケースは

お気に入りのケースです。サイズが200x40x150mmとありますが、高さ40mmは外径なのでパネル面の実際の大きさは38mm程度となります。薄型です。

ここに

な感じで詰め込むわけですから、それこそ1mmの狂いも許されません(;^_^A

いつものように、まず印刷してパネルに貼り付け目印にします。
そして、穴あけをしていきます。
案の定、バリコンのシャフト位置とねじ位置がきちんとあいません。
これ、何とかならないのでしょうか?いつも必ずズレます。
やすりで帳尻を合わせて何とかなりましたが・・・・・

前面に電源スイッチをつけるつもりでしたが、どうもカウンタの基板と干渉してつけられない予感がします。というか無理っぽいです。
基板と干渉してしまいました。
なのであきらめて後ろパネルのACインレットの上、ヒューズボックスのところにつけることにします。ヒューズはケース内に移動です。


周波数表示7SEG LEDはつらいち!!(笑)

Sメータの部分には以前入手した


が無駄にあるので、点灯しようと思います。VFが3Vとあるので、6Vで0.5mAながすとすると3V/0.5mA=6kΩ程度の電流制限抵抗となりますが、暗めにちょっと点いていてくれればよいので。。まぁたぶん10kΩ程度でちょうどよい明るさになるような気がします。
6Vで50k可変抵抗にて明るさを確かめた
(明るさは~19kでOKだったので12kに決定)

さて、基板の何処にヘッダを立てようか。。。。


ここか・・・・。またチップ部品の登場!!(;^_^A
これ、ぜったいあとで配線わからなくなる奴だ(笑)




AppleTV A1469でAirPlayが使えずハマったのでメモ

ハー○オフでAppleTV第3世代を手に入れた 破格の1650円だったので迷わず購入 ボードの上にあるのが第2世代、そして、アンプの隣にあるのが今回のターゲット。 今まで第2世代のAirPlayを使ってRoonのレシーバとしていた。 特に問題なく動いていたのだが、なにぶん設計が古...