ちょっといろいろいじってみました。
以前ヘッドフォンアンプにつかいましたが、その時はホワイトノイズが多くどうやらIC自体によるノイズのようで、高能率イヤホンに使うと、なかなかきびしいものがありました。
今回は正規の使い方で、ちゃんとした(笑)スピーカーに繋いでみることにしました。使ったのは、以前Amazonで120円のものを2つ買ったうちの残りの1つです。
スピーカーにつなぐ前に、ちょっとした小細工をします。
- 音量はDAC側で制御するので、この基盤のスイッチ付きボリュームは撤去
- お手軽にブレッドボードを使って実験するつもりなので細ピンヘッダを取り付け
- 入力カップリングコンデンサを4.7μFのチップセラミックコンデンサにしました。
使ったのはB特性の50V品です。シリーズに入っている入力抵抗10kΩと合わせてカットオフは約3.4Hzになります。
まぁこのくらいにしておけばf特はだいじょうぶかな
先日の件以来セラミックコンデンサに対する偏見が少なくなりました。まぁだめな品種はダメなのですが、うまく選んで使えば、大丈夫なようです。
あ、そっか上下併せた時間での周波数表示だと倍になる。上側だけでみると半分の225kHzくらいか。。
いずれにしろ、こんなのを直接スピーカーには入れたくないよねぇ(-_-;)
まあとりあえずスピーカーにつないで音を聴いてみたのです。
そしたら、、意外と良い音がするのです。
クリアで、定位も良く。とても一個120円のものとは思えません。まぁ3Wあればニアフィールドで使う分には音量も全然余裕ですし。。。。
前にケース入れしたYDA138のデジタルアンプボードよりも良い感じです。特に定位。YDA138ではなにか音像が横にふやける感じがありましたが、このPAM8403ではしゅっとスリムなままです。
手元に余っていたので、とりあえず繋いではみただけで、実は期待はしていなかったのですが、結構良いんではないですか。遊べる材料が増えました。おもちゃを手に入れた子供みたいです(笑)
このICはフィルタレスで良いみたいなのですが、やっぱり気になるので次に出力フィルターを検討してみます。手持ちのフェライトコアを使ってはじめてのインダクタ作成をしてみることに・・・
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