2020年10月4日日曜日

PiZero ES9028q2mDAC①

 これは、趣味としてオーディオ自作を始めてから最初に購入した中華DACボードでした。

そして、これもその時に入手したRaspberryPi

そして、これもその時に用意したもの

これらを足し算して、ネットワークプレーヤーを作りました。
このころは、あ、今もですけど、ほとんど何もわからない状態ではじめたので今見てみると突っ込みどころ満載。

音楽信号を出力するのにオペアンプを使ったヘッドフォンアンプでプラスマイナス電源を使いますが、この47アンプのGNDとRaspberryPi,ES9028q2mDACのGND電位が異なることを知らずにGND同士をつないでその後大慌てすることに。。。。

そして、電源の-ポイント(DACとRaspberryPiのGND)からさらに電源を反転させ負電源をつくればGNDを共通化できることに気づき、そしてチャージポンプ方式の負電圧をさくせいしました。

参考にしたのがこんな回路。
そう、555を使って発振させそれをコンデンサにため、放電時に流れる電流を使って逆電圧を作成する方法。こんな方法があるんだって感激したものでした。

ただし、この定数のままだと発振周波数が可聴域にまるかぶりなので、定数を変えて50kHzあたりで発振するようにしました。

負電圧を作ることを覚え(笑)、なんとか。。。音も出ました。

しかし、ここからも大変でした。

一番苦労したのが、無音時のノイズでした。

それらを、ネットで調べて対策して、かなりあれこれ試して。。。。

一点アースという概念を学びました。。。
アースの取り回しを変更したところ、ノイズがほとんどなくなりました。
これで一応は使用に耐えうるものができました。
感動してしばらくこればっかり使ってました。






さて、そこから月日が経ち。。。
もう少しいじってみたくなりました。

ES9038q2mのボードでは正負電源に変更できたので、このボードでもいけるかなと思っていたのですが、どうやらなかなか難しいようです。
なので、まずはアナログオペアンプ周りのセラミックコンデンサをスチロールコンデンサに変更することにしました。

使用したコンデンサは、
100pF→100pFスチロールコンデンサ
390pF→330pFスチロールコンデンサ
これは、ES9038q2m緑基板のデータですが、当初390pFから470pFにしたところ、、、、
高域の肩特性が盛り上がってしまった(白線)ので330pF(緑線)としてみました。

カップリングの電解コンデンサは、最近使い始めた
47μFのB特性チップセラミックコンデンサにしてみました。

あとは、電源です。プラスマイナス電源にできなかったので、単電源方式のTL431を使った安定化電源としてみました。
定電流の部分は、なるべく出力電圧を稼ぎたかったので、バイポーラトランジスタを使った定電流方式としました。約10mAの定電流としました。
※この時は電源電圧を12Vとしていましたが、後段のヘッドフォンアンプの絡みで後に15Vにしました。15VだったらJFET一本の定電流でもよかったなぁ(-_-;)

写真はRaspberryPi Zero用の5VとES9028q2m用の安定化電源で12Vから約10V(9.87V)の安定化電圧を作っています。
DACの接続端子に1Ωを置いて両端の電圧を測定しDACの消費電流を測ってみました。
約103mAというところでしょうか。

こちらは47Amp側の消費電流。
43mA程度の消費電流です。ということは、負電圧側(555側)はこの半分なので22mA程度になります。うーん。。。結構負荷が重いですね。このくらいの消費電流があると負電圧作成回路も考え直さなければいけないかもしれませんね。







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