2025年12月3日水曜日

QRP Labs QMX 9 製作 電源投入

電源を入れる,ファームウェア書き込み

完成しました。ドキドキの電源投入の前にもう一度チェックします。特にハンダブリッジや切りカスなどが挟まっていないか入念にチェックします。

そこで気になったのが、USBコネクタ接続部分です。そうです。あの余計なことしてしまったところです。

ブリッジしていなかどうかテスタを当てて再確認です。すると、GNDと1pin?(端っこのランド)に導通があります。マニュアルのパターンをみてみると

となっています。どこにもつながっていないようにみえますが、、、
どうやら、これらフリーに見えるランドの多くはGNDに落ちているようです。

余計なことをする前のランドの写真があったのでみてみると

どうやらGNDに落ちていて大丈夫なようです。


電源投入

ハンダチェックも済ませました。あとは電源投入するのみです。
電源はもしもの時に備えて7Vで電流制限を200mAにセットしました。
PCとUSBで接続します。電圧を供給します。この状態ではまだ電流は流れていません。
スイッチを入れます。スイッチはQMXの左エンコーダー長押しです。
緊張の時間・・・・・・オン
PCにQMXというドライブが表示されました。煙等も出ていません。
とりあえずこれで一安心。

ここで、マニュアルにはEEPROMとファームウェアのふたつのファイルが表示されていましたが、全く最初は何も入っていない状態で間違いないようです。

ここにダウンロードしておいたファームウエァをコピーします。すると自動でプログラムがインストールされるようあな記載がありました。見た目は何も起こらないのですが、そのままにしておいたほうが良いようです。
しばらくするとPCとの接続が切れフォルダ表示がなくなりました。そのあともしばらく待ったのですが再起動する気配がありません。
自分んはここで一度QMXの電源を入れなおしてしまいました。

すると、スプラッシュの後 EEPROM SetUP画面になりどのバンドの製品を選んだかの初期画面となりました。自分は60m~15mだったのでそこを選びました。
このバンドセレクトはQCXの時には経験してたのでなんとなくわかりましたが、QMXのマニュアルを探しても記載がなかったので、初めてだったら戸惑っていたかもしれません。

電源が入り、エンコーダー操作ができることが確認されました。Band切替のダブルクリックは確かに慣れるまで大変かもしれないくらいの短い間隔でダブルクリックしなければなりませんでした。
焦ったのはそこぐらいだったでしょうか。。。。

次はシリアルコンソールを利用しての特性チェックをしてみたいと思います。マニュアルを熟読しなくてはいけませんね(^▽^)/

2025年12月2日火曜日

QRP Labs QMX 8 製作 メインボードへの装着

コントロールボード、続き

残りはもう一つのエンコーダとタクトスイッチ、マイクロフォンなのですが・・・・・ エンコーダの足をまげたら、、取れてしまいました。(;^_^A
曲げは一回しかしていないのになんで!? 気を取り直して修復して装着。

そのあと、タクトスイッチとマイクロフォンの取り付けです。 マイクロフォンは穴の位置が部品のそれより離れていて、わざと基板に密着されないようになっています。 そして、このマイクロフォンのはんだ付けが、、、なかなかできません。スルーホールにハンダが吸い込まれていきません。

コントロールボードをメイン基板に仮付け

試しにメインボードに装着してみました。。。するとどうにもDCプラグとエンコーダの金属部分が接触しないか微妙です。
まぁ大丈夫だとは思ったのですが、一応カプトンテープで絶縁しておきました。
マニュアルにはLCDボードの爪の部分がインダクタ(割れやすいやつ)に干渉するから45度に曲げろ。とありました。そのおかげでLCDの爪は干渉しなかったのですが、なんとリード線の端切れを落とし込んではんだ付けした部分の頭が干渉しています。本当にギリギリなんです、いろいろなところが・・・・
ニッパで切断した後念のためカプトンテープを貼って絶縁としました。
これで、一応全ての組み付けが終わりました。すぐにでも電源を入れたいところですか。。。。
もう一度、入念にハンダのチェックをしてからにしたいとおもいます。

2025年12月1日月曜日

QRP Labs QMX 7 製作 LCD,コントロールボード

LCD部分とコントロールボードの組み付け

メインボードが完成したので、今度はLCDとコントロールボードを作成していきます。 LCDが入る部分もバリ取りをしっかり。指でなぞってもわからないくらいにきれいにします。

ここで、リード線の切れ端が必要になるのね。。。。そういえばQCXのときも同じような作業をしたっけ・・・

コントロールボードの組み付け

ここは、高さの帳尻合わせにスペーサーが入るのでちょっと面倒でした。ここでも何度もマニュアルを見直しました。あれ、マニュアルの写真と向きが違う。あぁこりゃQCXのを流用してるっぽい。

そんなこんなでスペーサーの入る場所がマニュアルの写真では分かりづらいのですが、ピンヘッダとコントロールボードとの間になります。

まぁ、ちょっと考えればわかることだとは思うのですが・・・・。ここはうまくやりました、、が・・・・ハンダしたあとにピンが微妙に傾いていることが判明。やっちまいました。

写真は修正後の状態です。ふぅ

次はエンコーダの取り付けです。角の出っ張りを切ってマイナスドライバをカマせて足を曲げるという指示があります。なるほど、エンコーダの筐体にショートさせないためです。面倒でも記述はちゃんと守って組み立てたほうが良いみたい。
ちなみに、真ん中の足はうちのはちゃんと届いたので延長に線材は使っていません。

今回もここで時間切れとなってしまいました。
つづきはまた、あとで・・・・

2025年11月30日日曜日

QRP Labs QMX 6 製作 コネクタ、電源ボード

コネクタのインストール、電源ボードの装着

コネクタインストールは困難なところはなかったのですが、注意書きにUSBのハンダをチェックしろと書いてあったので・・・チェックしてみると

これをみる限りハンダを忘れているかのようにみえたので、やれやれと思いながら細い小手先に替えてハンダしようと思いハンダを当てました。

いくらあててもハンダが載りません。ホールに吸い込まれていかずまったくダメです。

よくよくみてみると、どうやらちゃんとハンダされているようでした。余計ななことしてしまったわ・・・・ 

心配だったので一応通電するかどうかコネクタを付けてひとつずつテスタで確認しました。 

このTypeCのコネクタなのですが、裏と面でどちらも刺せる仕様。どちらに刺されたかはソフトウエア的に判定し順序を決めているようです。

電源ボードのインストール

ここも難儀しました。最初にボードを分割したのですが、その時にバリ取りをちゃんとしていました。
しかし、それでもボードがきちんとはまりません。

もう一度バリ取りをしつこくして・・・・やっとちゃんと入るようになりました。

バリ取り終了後の電源ボードは、突起は指で触っても分からない程にツルツルにする必要がありました。
まさにミリ単位でわなくミクロン単位ですね。
メインボードがやっと出来上がりました。
QCXの時は1日で組み上げをしてしまいましたが、QMXでは無理です。
少しずつゆっくり組んでいくことにします。

QRP Labs QMX 5 製作 ローパスフィルター

トロイダルコイルの作成取り付け つづき

QMXは6バンド構成でLowPassフィルターは3組のようです。< /br> 60m・40m,30m・20m,18m・15mと2つずつ共用しているようです。

それぞれ、巻きはシングルなので巻くこと自体は難しくないのですが、設計値になるべく近くなるように巻かなければいけないので、インダクタメーターで確認しながら巻きました。

設計値393uHよりかなり多めなので16turnを15turnにしてみると・・・
こちらの方が近いので・・・

結果、、巻き数を減らしました。

他のドロイドは指定巻き数でそこそこ設計値に近い値となりました。

取り付けが終わった状態は、、、ぎちぎちです^^;

次はトリファイラのドロイド

ドリルと万力を使って捻ります。。。

いやぁ。めんどくさい。

でもここが終わればあとは簡単と思っていたのですが・・・・

甘かったようです。

SOTA JA/MG-089影倉山 JCG#06016B

2025/11/29(土)

SOTA(JCC[G]):JA/MG-089(G#06016B)
WX(TEMP):Fine(6C)
Rig(PWR):uSDX(4W)
ANT(No):EFHW(15)
QSO
40mB: CW(S-E):31QSO (7:27-9:09)
20mB: CW(S-E): 1 QSO (9:15-9:34)

駐車ポイント https://maps.app.goo.gl/PvYA3zgk69D8qzVK8

登り約50分

お手軽に登れて展望も良く、寒くない場所。お気に入りの山です。

詳細はYAMAPのページにて

アンテナはEFHW 20mワイヤ、カウンターポイズなしを使用

EFHWが使えると飛びが違いますね。やはし(^^)

QRP Labs QMX 4 製作 出力トランス

出力トランスの作成取り付け1

一番重要で面倒なのはこのトロイダルコア作成です。 QRPLabsでのマニュアルも、こと出力トランスについてはマニュアルを別に作って公開しています。
原文は英文なので、、、それを日本語に翻訳したものを印刷して原文と見比べながら作業を進めました。翻訳はgoogle翻訳を使いました。
なかなかちゃんと訳してくれていてとても助かりました。
こんなふうにドリルを使って0.33mmのワイヤをねじるようです。 なるべく左右対象になるように気を使いました。
よりの塩梅が左右同じぐらいの捻りとなるように・・・
出来上がったトランスです。 これは12Vを電源にするように巻いたやつなので3:2の巻線比となっています。 基盤に実装!
なんだか、簡単にできたようにしてますが・・・・何度マニュアルを読み直したことか・・・・・ 面倒なのはこの後も続きました。L401a,bというトロイダルです。
60m〜15mBand用のものはふたつのドロイドで構成される作りになっています。 どちらがどちらだか分からなくならないように印をつけておきました。
これもマニュアルを何度も読んで理解してから作業を始めました。 2つのドロイドの巻き初めはひとつのホールにはんだ付けされるのですが、穴が小さいのでエナメル2本は入りません。bの方の巻き始めは基盤の上のランドにはんだ付けするようにマニュアルにありました。ちゃんと読んでないと間違えそうです。。。。

取り付けたところ・・・・

ふう、、、なかなか時間がかかります。。。

2025年11月28日金曜日

QRP Labs QMX 3 製作 リード部品

ダイオード、インダクタ、FETの取り付け

さて、次は残りのリード部品の取り付けです。これが終わるとその次にはドロイドコアとなります。 ちゃちゃっと終わらせようと思ったのですが・・・ 

これがなかなか、ルーペが必要な作業でした。 とにかく隣のランドとの隙間がほとんどありません。

まずはダイオードです

次はインダクタ

基盤の裏側からばかりですがこうしてスマホで撮って確認しないとよくわからないぐらい。マージンが少ないんです。

最後にFETです。少しでも放熱が良くなるように、熱伝導グリスを薄く塗っておきました。

表面から

次はいちばんやっかいなドロイドです。。。。


QRP Labs QMX 2 製作 リードコンデンサ

コンデンサを取り付ける

先にラベルを振っておいたコンデンサをマニュアルをみながら取り付けていきます。
6層基板のせいか、ハンダがきれいに流れていかない感じがありました。
隣のランドにブリッジしないか、値はちゃんとあっているか細心の注意を払いながら取り付けていきます。

それにしても密集度が半端ないです。はんだ付けするときに他のチップ部品に触れてしまいそうで・・・

本日はここまで、次はダイオードやリードインダクタ、BS170の取り付けとなるようです。