結果は上々ですっきりとした良い音で音場の定位もしっかりしている。楽器がどこで鳴っているかがわかるというのは今までに経験してこなかった体験だった。
自分が行ったことは大きく3つ
1.RaspberryPiの電源に無帰還のアナログ電源を使用した。
2.ES9038Q2M基板の電源にシリーズレギュレータを使った±電源を使用した。
3.ES9038Q2M基板のオペアンプ周りのチップセラミックコンデンサをスチロールコンデンサに交換した。
アナログ電源を使用することで、低域の量感が増した。オペアンプ周りのLPF関連コンデンサをセラミックからスチロールコンデンサに変えたことで、ハイハットのシャッシャッシャッだったのが本来のチッチッチッになった。
現在、出てくる音にはとても満足しています。
その証拠に、いつの間にかボリュームを上げていて、そしていつの間にか寝落ちしてます(^_^;)
せっかくなので、改造後のオペアンプ周りの回路図を載せておきますね。
このスチロールコンデンサがなんとなく宇宙人ぽくて好き
ノーマルの回路定数をみていて???の部分があったので改造後の定数は適当に他の(青,緑)基板にあわせました。
単電源から2.2kΩで分圧してバイアスを作っています。
基板は黄色基板です。定数が印刷されているのでそれを回路図におとしました。
実際の基板上に±電源で使う時にパターンをカットするところがあります。今回の回路図ではその辺のところは割愛してます。
完成して十分に気に入った音で鳴っているのですが、まだ課題があります。
そうです。発熱の問題が残っています。電源をアナログにした分熱が増えました。
使用形態はRaspberryPi4&ES9038Q2MのRoonBridgeDACはテーブルの上に置き電源を入れっぱなしにして、筐体をアンプと重ねて使っています。
そうすると、筐体そのものがかなり熱を持ちます。
RaspberryPiのCPU温度を計測してみると。。。。
70℃を超えていました。
さすがにこれではまずい、冷却しなくては。。。。。
対策を施してみました。
まず・・・・・
1.CPUに小型ヒートシンクを載せました。
2.筐体の一部に換気用の穴をあけました。
3.アンプなどを重ねて使うことをやめてみました。
結果、なんとか50℃台後半に落ち着くようになりましたが、いかんせんスペースがありません。なのでアンプを上に重ねたとたん、60℃越え。。。。油断すると70℃を超えそうな勢いです。上に載せているのがアナログアンプで熱を持つのだからあたりまえかもしれませんが・・・
対策として冷却用の穴を増やせば良いのかもしれません。
しかしながら、なかなかきれいに揃った穴を開けるのは難しく、どうしても外観を損ねてしまいます。それがイヤであんまり積極的に穴を開けたいとは思いません。
今はRaspberryPi4を使っていますが、あえて古いバージョンの3あたりを使ってみるのもよいかなと思いますが、値段が変わらないのにわざわざスペックの低いものを使うのも・・・
なかなかちょうどしませんね
いっそのこと中華CPUボードでも使いますか。。。。
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