OrangePi liteはraspberryPiよりも安価に手に入ります。
Alliexpressで買うと送料込みでも2千円程度です。
→・・・・・いま、値段をみたら・・・・軒並み3千円越えでした。安さの優位がなくなるとわざわざこれを使う意味がなくなってしまいます。
購入するまではraspberryPiとGPIOピンコンパチだと思っていました。
実際に買ってみると、OSはラズビアンは使えないし、当然raspberryPi用のVolumioなどの音楽に特化したOSは動きません。
ということはI2S接続でのDAC利用は難しいということになってしまいました。
それで、やむなくI2SにはUSBDDCをつなぎ、USBDACとして利用してきました。
最近になって、やっぱりそれでは面白くないということで、色々調べなおしてみると
OrangePiLiteのGPIOの仕様がみつかりました。
これをみると、I2Sで使うDATA,LRCK,BLCKなどの記載が見えます。
ということは、I2Sもできそうな気になってきました。
とりあえずArmbianでRoon BridgeをインストールしたものでI2S接続をしてみます。
当然ながら!?Roonの設定画面には認識されてきません。USBDACでは自動でデバイスが表示されるんですけどねぇ。。。
やっぱり、I2Sドライバがないと動かないみたいですねぇ^^;
諦めかけつつ、ネットを徘徊していたら。。。。。
なんと、OrangePi用のVolumioを配布しているサイトがあるではないですか!!
これなら、もしかして、うまくいくかもしれません。
Volumio2のリンク
http://www.orangepi.org/orangepibbsen/forum.php?mod=viewthread&tid=4747
ここの中の一番新しい(2021-1-19)のイメージファイルを使った。
Volumio2.861-2021-01-17-orangepilite.7z
解凍するとimgファイルができるので、それをrufus-3.14でSDファイルに書き込む。
あとは型通りにVolumioのセッティングを行う。
すると、プレイバックオプションにI2S Masterの文字が・・・・
raspberryPiのVolumioのようにボードごとに選べるようにはなっていません。
なんだか、なぁ。ほんとうはRPiDACとかあるとよかったのですが、、、
I2S Masterひとつだけです・・・・・
まぁ気を取り直して駄目元でDACとつないでみます。
繋ぐのは、ES9018k2mのお安いDACボードです。
とりあえずの仮設置です。VolumioのプラグインでRoon Bridgeをインストールしておきます。
RoonコントロールにしているPCでRoonの設定画面・Audioでみてみると
おぉ、ちゃんと認識されている。
再生すると・・・・・
ちゃんと音が再生されました)^o^(
いゃぁ、すごいです。これで、お安いOrangePiでもRoon対応の音楽ブレーヤーにできる。
ただし、Volumioを使って普通に再生するときは
ESSのDACを使う場合この設定が必須になります。
最近のRaspberryPi版のVolumioではRPiDACのドライバがあるのでそれにしておけば問題なかったのですが、OrangePiのものにはありません。なのでBitDepthを24あるいは32にしてResamplingしないとノイズの嵐となります・・・・・
とりあえず、コンパクトにまとめるために、中2階立てにしました。
USBDDCがついたままですが、まぁI2Sの切り替えボードを使えばUSBとI2S接続OrangePiLiteとの切り替えができるようになりそうです。
ケーシングを本気で考えようかな・・・・・
追記
OrangePi用のVolumioディストリのリンクはこちらにもあった。こっちのほうが新しいバージョンのものがある。
https://disk.yandex.ru/d/T2f2RFbSet5OUw
追記
Volumioの再生レート確認:hw_params
$cat /proc/asound/card0/pcm0p/sub0/hw_params