トランスの作成
FB801-43
4重巻:4Turn
巻き線比 4turn:12turn
∴
1:3 = インピーダンス比 1:9
50Ω:450Ω
7Mhz局発用トロイダルコイル
7turn:4.9uH
10turn:6.97uH
なので、8-9turnあたりで作ってみる
FB801-43
4重巻:4Turn
巻き線比 4turn:12turn
∴
1:3 = インピーダンス比 1:9
50Ω:450Ω
さて、前回は中華から届いた。アンテナチューナーを作ってみましたが、7MHzのフルサイズダイポールで試したところ、SWRが下がるのですが、異常なことにコイルタップの巻き数の少ないところでしかポイントがなくしかも挿入損失-4dbと、そのままではちゃんと使えずにいました。
そして、インダクタンスを計測して、他のT型チューナーと同じように空芯コイルを使って・・・・という記事を書きました。
使うのは自作送信機でのことなので今のところ7MHzでチューニングできれば良いということでした。
空芯コイルは単2電池の大きさのものに12回巻きとしました。
Amazonでも売っていますが100均のが安くて良いです。。。それで、バッチリSWRをほぼ1まで追い込むことができるようです。
nanoVNAを使っての話ですが。。。。
自作送信機ですと、出力がぴったり50Ωとはいきませんので多少ずれていると思います^^;
それで・・・・
気がついたのですが・・・・12回巻きということはタップが11回分取れるということで、12接点のロータリースイッチにすべて接続できるじゃありませんか。。。
で、やってみました。
こんな感じになりました
これを使うことによって、7MHz用フルサイズのダイポールアンテナで、7MHz,21MHz,24MHz,28MHzのSWRを送信できるレベルまで下げることができました。
(10,14MHzは試していません)
※発光ダイオードが暗くなるポイントがわかる&無線機でHIーSWR表示が出ない
もとになったキット
1-30 Mhz Manual Antenna Tuner kit for HAM RADIO QRP DIY Kit - AliExpress
かの大国アリで出回っているQRP用と称したアンテナチューナーを作ってみた。
確かにSWRは下がるのだけれど。7MHZなのにコイルの上から2番目のタップでしか同調できない。なにか変。。。。
NanoVNAで通過特性を測ってみた。
これで、500mW入力したはずなのに200mWに減衰していたのも納得
他の人の作例を検索してみる。と・・・似たように減衰している。トロイダルコアがよくないのかとかの記事をみつけた
QRP用アンテナチューナーキット その後 | かみゅ (wordpress.com)
どうやら、これは自分の所だけの問題ではないようだ。。。。
皆空の中で... 25. 7MHz~28MHz アンテナチューナーの自作 (fc2.com)
どうやら空芯10turnで7MHzに同調できているみたい。
ということでちょっと計算してみる
よって、
13.5x12x12=1.94uH
空芯コイルで単2電池の大きさで12回巻いた時のインダクタンスは
ソレノイドコイルのインダクタンス - 高精度計算サイト (casio.jp)
のサイトを参考にすると1.67903uH となる。
ということは、自分が作ったT106-2を使うキットでは上から2番目のタップ(12turn)ですでに7MHz帯に同調するようだ。
どうも、T106-2を使うとそもそもキットの巻き数では計算があわない。あきらかにおかしい。これ、もしかして、T型のチューナ用に作られたものではない可能性がある。
中華製品だからねぇ。。。。
ということで、空芯コイルで試してみることにした。単2電池と同じサイズのものを使って(単3を単2にするかぶせもの)12回巻いて特性を測ってみた。