2023年8月26日土曜日

覚書:コイル等 ダイレクトコンバージョン時に使った

トランスの作成

FB801-43

4重巻:4Turn

巻き線比 4turn:12turn 

1:3 = インピーダンス比 1:9

50Ω:450Ω

7Mhz局発用トロイダルコイル

黄色コアは
ALが37なので、計算上は12回




なのだが、実際は・・・・・
7turn:4.9uH
10turn:6.97uH
なので、8-9turnあたりで作ってみる
0.55mm,0.28mm UEWにて作ってみたがそもそも発振しなかった。

8/21

T-37-6のコアを入手
AL=3
41turn:20pFトリマ
pin6-7 100pF
pin7-G 100pF
20pF--BB112--5V

9/4

40m BPF

40mのバンドパスフィルタ―を作ってみる。 - 駄目社員はむの日記 https://hamtaro.hatenadiary.jp/entry/20180726/p6

T-37-6
27turn
150pF
20pF トリマ




2023年8月13日日曜日

ATU100のQRP化

購入したATU100

買っておいたKit。このまま作るとチューニングは5W以上。
5Wというが、実際には5Wではチューニングがはじまらない。実質10W程度は入れないと動き始めない。

普段は5WQRPでの運用なのでちょっとそれでは不便と思っていた。
自作の送信機では最大でも3W程度となるので、これだと全くチューニングできないことになってしまう。なので、手動のT型チューナーも作ってみたのですが・・・・・

どうやら、簡単な変更でQRPでも使えるような記事を見つけた。


この通りにやれば、とりあえず0.5Wでもチューニングできそうな動きになりました。
要するに、
ここの巻き数を10回から5回にすれば良いみたい。

ただし、Power表示はめちゃめちゃです。500mW入力しているのにかなり大きな値。2とか3Wとか(正確な数字は忘れた)表示されている。

でも、ちゃんとチューナーとしては動作しているようだ。
これに味をしめて、さらに色々いじりまわすことに・・・・・・

さてさて、ここからが・・・・・・
まず、参考にしたのがここの記事


PICの16F1938のなかのEEPROMの設定値を変えることでチューニング操作を1Wからにするというもの。


作者のGitHuB

05を01に。1Wからチューニングできるようになる。
06を40に。40WでPICのADC最大入力電圧近くになってしまうのでそこで制限。
つまり50W入力はできなくなる。


31を05に。
ここの05はタンデムコイル(メガネコア)の巻き数に変更。
デフォは10回なので10であったが、QRP化するときは5回巻きなので05。

これで、書き込みを行えばめでたくQRPで使えるようになる。

さらっとうまくいったように書きましたが・・・・・・

ここまでくるのにだいぶ遊ばさせてもらいました(笑)

なにせ、PICを扱うのは初めてだったのです。
失敗の数々(笑)

  1. 秋月のPICライターを買ってしまった。
  2. PicKit3で電圧が低いとのメッセージで認識できない。
  3. 最初に書き込まれていたプログラムを消してしまった^^;
  4. そもそも、どのソフトウエアを使って作業をすれば良いのかわからなかった。
  5. PICには加えられる電圧が3.3Vまでのものもある・・・・らしい。
  6. CPDビットなにそれ(笑)
  7. IPEは拡張モードでないとEEPROMの内容を表示できない
  8. PicKit3、対象PIC、


使ったPicKit3

2023年8月10日木曜日

QRP用の手動アンテナチューナーキットを作ってみる その2

 さて、前回は中華から届いた。アンテナチューナーを作ってみましたが、7MHzのフルサイズダイポールで試したところ、SWRが下がるのですが、異常なことにコイルタップの巻き数の少ないところでしかポイントがなくしかも挿入損失-4dbと、そのままではちゃんと使えずにいました。

そして、インダクタンスを計測して、他のT型チューナーと同じように空芯コイルを使って・・・・という記事を書きました。

使うのは自作送信機でのことなので今のところ7MHzでチューニングできれば良いということでした。

空芯コイルは単2電池の大きさのものに12回巻きとしました。

Amazonでも売っていますが100均のが安くて良いです。。。

それで、バッチリSWRをほぼ1まで追い込むことができるようです。

nanoVNAを使っての話ですが。。。。

自作送信機ですと、出力がぴったり50Ωとはいきませんので多少ずれていると思います^^;

それで・・・・

気がついたのですが・・・・12回巻きということはタップが11回分取れるということで、12接点のロータリースイッチにすべて接続できるじゃありませんか。。。

で、やってみました。

こんな感じになりました


ボビンにしたのは、あの単三電池を単二電池としてつかうあれです


これを使うことによって、7MHz用フルサイズのダイポールアンテナで、7MHz,21MHz,24MHz,28MHzのSWRを送信できるレベルまで下げることができました。
(10,14MHzは試していません)

※発光ダイオードが暗くなるポイントがわかる&無線機でHIーSWR表示が出ない

もとになったキット

1-30 mhz 用アマチュア無線 qrp diy キット - AliExpress

2023年8月1日火曜日

QRP用の手動アンテナチューナーキットを作ってみる

作ったQRPアンテナチューナー

1-30 Mhz Manual Antenna Tuner kit for HAM RADIO QRP DIY Kit - AliExpress

かの大国アリで出回っているQRP用と称したアンテナチューナーを作ってみた。


回路は以下の通りである。
これ、ケースにシールを貼ってそこを穴あけするもの。値段も高くはないので、QRP運用にはちょうど良いかなと。。。。


だが、出来上がってみて7MHzで使ってみたけれど、どうにもおかしい。

確かにSWRは下がるのだけれど。7MHZなのにコイルの上から2番目のタップでしか同調できない。なにか変。。。。

NanoVNAで通過特性を測ってみた。


まさに、なんじゃこれ??? である。

-4dbだと??? ありえない。ATTになっとる。。。。

これで、500mW入力したはずなのに200mWに減衰していたのも納得

他の人の作例を検索してみる。と・・・似たように減衰している。トロイダルコアがよくないのかとかの記事をみつけた

QRP用アンテナチューナーキット その後 | かみゅ (wordpress.com)

どうやら、これは自分の所だけの問題ではないようだ。。。。


ちなみに、200pF程度のバリコンを使った作例をみてみると

皆空の中で... 25. 7MHz~28MHz アンテナチューナーの自作 (fc2.com)

どうやら空芯10turnで7MHzに同調できているみたい。

ということでちょっと計算してみる



T106-2の12turnでのインダクタンスはAL値 13.5nH/N2 

よって、

13.5x12x12=1.94uH

空芯コイルで単2電池の大きさで12回巻いた時のインダクタンスは

ソレノイドコイルのインダクタンス - 高精度計算サイト (casio.jp)


のサイトを参考にすると1.67903uH となる。

ということは、自分が作ったT106-2を使うキットでは上から2番目のタップ(12turn)ですでに7MHz帯に同調するようだ。

どうも、T106-2を使うとそもそもキットの巻き数では計算があわない。あきらかにおかしい。これ、もしかして、T型のチューナ用に作られたものではない可能性がある。

中華製品だからねぇ。。。。

ということで、空芯コイルで試してみることにした。単2電池と同じサイズのものを使って(単3を単2にするかぶせもの)12回巻いて特性を測ってみた。



NanoVNAで計測(50Ω)すると、損失は0.3dB程度となった。

これなら納得できる数値。


しばらく、これで使ってみて、必要に応じてタップをだしてロータリースイッチに繋ごうと思う。

自作送信機は今の所7MHzモノバンドで運用するつもり。。

なので、もしかしたらずっとこのままかも('◇')ゞ