2023年8月13日日曜日

ATU100のQRP化

購入したATU100

買っておいたKit。このまま作るとチューニングは5W以上。
5Wというが、実際には5Wではチューニングがはじまらない。実質10W程度は入れないと動き始めない。

普段は5WQRPでの運用なのでちょっとそれでは不便と思っていた。
自作の送信機では最大でも3W程度となるので、これだと全くチューニングできないことになってしまう。なので、手動のT型チューナーも作ってみたのですが・・・・・

どうやら、簡単な変更でQRPでも使えるような記事を見つけた。


この通りにやれば、とりあえず0.5Wでもチューニングできそうな動きになりました。
要するに、
ここの巻き数を10回から5回にすれば良いみたい。

ただし、Power表示はめちゃめちゃです。500mW入力しているのにかなり大きな値。2とか3Wとか(正確な数字は忘れた)表示されている。

でも、ちゃんとチューナーとしては動作しているようだ。
これに味をしめて、さらに色々いじりまわすことに・・・・・・

さてさて、ここからが・・・・・・
まず、参考にしたのがここの記事


PICの16F1938のなかのEEPROMの設定値を変えることでチューニング操作を1Wからにするというもの。


作者のGitHuB

05を01に。1Wからチューニングできるようになる。
06を40に。40WでPICのADC最大入力電圧近くになってしまうのでそこで制限。
つまり50W入力はできなくなる。


31を05に。
ここの05はタンデムコイル(メガネコア)の巻き数に変更。
デフォは10回なので10であったが、QRP化するときは5回巻きなので05。

これで、書き込みを行えばめでたくQRPで使えるようになる。

さらっとうまくいったように書きましたが・・・・・・

ここまでくるのにだいぶ遊ばさせてもらいました(笑)

なにせ、PICを扱うのは初めてだったのです。
失敗の数々(笑)

  1. 秋月のPICライターを買ってしまった。
  2. PicKit3で電圧が低いとのメッセージで認識できない。
  3. 最初に書き込まれていたプログラムを消してしまった^^;
  4. そもそも、どのソフトウエアを使って作業をすれば良いのかわからなかった。
  5. PICには加えられる電圧が3.3Vまでのものもある・・・・らしい。
  6. CPDビットなにそれ(笑)
  7. IPEは拡張モードでないとEEPROMの内容を表示できない
  8. PicKit3、対象PIC、


使ったPicKit3

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