TRX015PP
として、申請を通した2band CWトランシーバであるが。
やっぱり気になる点が残っている。
ひとつは、送信時のサイドトーンにクリック音が入ること。
以前インダクタを使っていて大きなクリック音が入り実用にならなかった点であり、インダクタの代わりに1kΩATTに変えある程度解消したがやはり気になるところ。
2つ目に、液晶のノイズが残ること。
送信時のサイドトーンにクリック音が入るのは、ボリュームを最小にしたときに一番大きく入る、アンテナ回路にいれたATTを絞るとクリック音が小さくなる。送信から受信に切り替わるときにノイズがでる。送信時遮断用のBSS123に時定数を持たせても変わらず。
原因を特定するのが難しく解決できていない。
2つ目の液晶ノイズだが、デジタル部を電池駆動にしたところ解消。そこで、試しに電源ボードを通さないで12V(電源スイッチのところから)直接にしたらノイズは載らない。
まったくの付け焼刃だが、12Vから抵抗を介して供給することとした。
ここの電流は約50mA、直接つなぐと(12-3.3)V×50mA=0.425Wでシリーズレギュレータが逝ってしまう。100Ω1Wの抵抗を介してデジタル部へ供給。0.05x100=5Vの電圧降下で約7Vになり約200mWの損失。まぁ大丈夫だろう。
2025年8月12日 追記
VFO基板に8Vレギュレータを追加した。そのついでに電源ボードのレギュレータも8V>9V,5V>6Vに変更。6Vにしたことで2SC1815のエミッタ出力も5V以上になったので受信ボードの電源としてみた。
が、、、、クリックノイズはなくなるところか大きくなってしまった。やはり受信ボードの電源は送信時もOFFにしないほうが良いみたい。
いずれにしても、ブレークインボードを含む電源部分はやっぱり検討しなおさないと・・・・いけないようだ。素直にリレーを使った方法とするのが一番の解決方法かもしれない。
2025年8月16日 追記
サイドトーンにクリックノイズが載る現象が解消した。
送信から受信に変わるときにクリック音がする。これは入力のATTを絞るとなくなるので、送信パワーが途切れる前に受信に切り替わってしまっているのが問題だと感じていた。
今までは、Analog部分で何とかしようと考えてきたが、ここはarduino側で制御することに考え方を変えた。
arduinoはデジタル6番ピンに送受信を切り替える信号を出力させることにした。
フラグも追加して
送信から受信に切り替わったときだけdelay(10) ;を入れて10msだけ送信から受信へのアンテナ切替を遅らせた。
この方法はうまくいった。
これでクリックノイズを消し去ることができた。リレーを使わなくてもなんとかなった。

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