2025年5月19日月曜日

SOTAでのEFHWアンテナ

 EFHWのトランスを作ってみた


SOTAで使える持ち運び便利なアンテナシステムとして使ってきたのはVCHで、ほぼこれ一択であった。それに、バックアップ用として20mのワイヤとリグへつなぐためにAliexpressで入手したものを持ち歩いていた。

あるとき、遊び心でこのワイヤアンテナシステムを使ってみた。
最初はこれ

次にこれ

結果:SWRは2程度までしか落ちないが、飛びはまぁまぁ。いつものVCHと変わらないくらい。

ということで、満足していない。

やはりここはちゃんと自分で作ったほうがよさそう。と思い。製作することとした。

要となるコアはFT114-43を使うこととし、巻線は1.0mmUEWとした。
巻数はオリジナル!?では2回巻:14回巻であるが、コアが240のものなので、114ではインダクタンスが足らないので増したほうが良いとのことであった。
作製は3回:21回とした。

FT114-43 AL=510   21turn,224.91uH
FT240-43 AL=1075 14turn,210.70uH

FT240-43での14turnはほぼFT114-43の21turnとなるようだ。納得

この辺は参考URLを参照。


ケースとしたのは100均で手に入るおかず入れ。。。FT114がぎりぎり入るおおきさ。
これにBNC端子とバナナジャックをつけた。

リグ側につける補償用コンデンサはnanoVNAでSWRをみた結果150pFとした。
アンテナ側に3kΩの抵抗をつけて疑似アンテナとしてみてみた。

100pF

250pF

150pF

100pFでは周波数が高くなると全くダメ、そして250pFでは中域のSWRがダメ。
この結果をみる限りでは、やはり150pFが一番妥当。しかし28MHzでは使えない感じ。

蓋を閉めるとこんな感じに。コンパクトにできた。


適当に17m程度のワイヤをつなげてみたところ。7MHZ帯のものだがそれなりのSWRとなっている。(1.7程度)あとは実戦で試すのみかな。







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