2020年7月18日土曜日

中華ES9038q2mボード・デジタルアイソレーターを実装・その2

前回USBDACとして使っているES9038q2mボードにノイズ対策としてデジタルアイソレータを実装しました。
おもに、RoonBrigeをインストールしたraspberrypiのUSBに接続して楽しんでいました。
しかし、ある時Roonのネットラジオを聞こうとした時です。
なぜか、ラジオでだけ音が出ません。他のALACのローカルファイルやMQAのストリーミングでは問題なく再生できているのに、ラジオだけ音がしません。

思い当たる所はあります。

もしかしたら、、、、アイソレータのES9038ボード側は3.3Vではなく5Vの電源を使っている。そのせいで不安定になっているのか??

やはり、ここは3.3Vにして供給してみることにするか。。。
やり方はどうしよう。

  1. レギュレータを使って3.3Vにする
  2. ツェナーダイオードでシャントレギュレートする
  3. ツェナーとトランジスタを使ってリプルフィルタ様にする
そういえば、部品箱に3.3Vの低損失レギュレータあったような。。。
出してみます。

これでした。。。1.0Aもいりません(^_^;)

そういえば、消費電流ってどのくらいなんだろう。。。

ISO7640データシート
どうやら4mA程度です。
これなら、ツェナーのシャントレギュレーションでもなんとかなるよね。

ということで、2.のツェナー方式を使うことにしました。
ツェナーは大体5mA程度流せば安定するので、ISO7640の4mAと合わせてざっくり10mAも流しときゃ大丈夫だろう
5-3.3=1.7
1.7/0.01=170Ω
手持ちの抵抗が180Ωだったのでそれを使うことに
ダイオードに抱かせるコンデンサはっと。セラコンの10μFがありました。
これにしましょう。
下のピンヘッダ近くの抵抗コンデンサダイオードがそれです。


こんな感じに、追加して組み上げました。
結果は、ビンゴです。
今度はちゃんとRoonのネットラジをでも音がします。

やっぱ。3.3V→5Vのレベルシフトはさせない方が良いということで。。。


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