リモートディスクトップ
を利用するのには大きくvncserverを使う方法とrdp(windowsのリモートディスクトッププロトコル)を使う方法があります。
どちらも使ってみるとわかりますが、rdpのほうがパフォーマンスがよい。特にインターネット経由のように帯域が制限される場面での差は大きいです。
そして、LinuxにもrdpのX版が存在します。
ということでxrdpを使ってリモートディスクトップできるようにkona-linux6 xfce を設定します。
xrdpではvncserverをバックエンドとして使うようです。
vncserverは標準のtigervncserverというものを使うというか最初からインストールされています。そしてXRDPもすでにインストールされているので設定を追加するのみで使用可能になります。
/etc/xrdp/startwm.sh の#test -xの前に追加
export GTK_IM_MODULE=fcitxexport QT_IM_MODULE=fcitxexport XMODIFIERS="@im=fcitx"xset -r 49 # 半角/全角キーのキーリピートオフfcitx-autostart # fictxが起動していない場合は起動するunset DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS #これがないとダメxfce4-session # exec xfce4-sessionでもよい!?#test -x /etc/X11/Xsession && exec /etc/X11/Xsession#exec /bin/sh /etc/X11/Xsession
/etc/xrdp/xrdp.ini
new_cursors=true → new_cursors=false
xrdpを起動時に有効にします
$ sudo sytsemctl enable xrdp
xrdpを起動します。
$ sudo systemctl start xrdp
xrdpの状態を確認するには
$ sudo systemctl status xrdp
無事に起動してます!
Windowsで相互にRDPするときと違うことは、リモート側用に新たにディスクトップが作られることです。VNCで言えばディスプレイ:0がサーバ側だとすると、:1であらたにディスクトップができてしまいます。つまり、サーバ側とは違う画面になる。。。