2022年4月9日土曜日

kona-linux6 xfce rdpリモートデイスクトップ

リモートディスクトップ

を利用するのには大きくvncserverを使う方法とrdp(windowsのリモートディスクトッププロトコル)を使う方法があります。



どちらも使ってみるとわかりますが、rdpのほうがパフォーマンスがよい。特にインターネット経由のように帯域が制限される場面での差は大きいです。

そして、LinuxにもrdpのX版が存在します。

ということでxrdpを使ってリモートディスクトップできるようにkona-linux6 xfce を設定します。

xrdpではvncserverをバックエンドとして使うようです。

vncserverは標準のtigervncserverというものを使うというか最初からインストールされています。そしてXRDPもすでにインストールされているので設定を追加するのみで使用可能になります。

/etc/xrdp/startwm.sh の#test -xの前に追加

export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
xset -r 49         # 半角/全角キーのキーリピートオフ
fcitx-autostart   # fictxが起動していない場合は起動する
unset DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS #これがないとダメ
xfce4-session     # exec xfce4-sessionでもよい!?


#test -x /etc/X11/Xsession && exec /etc/X11/Xsession
#exec /bin/sh /etc/X11/Xsession

/etc/xrdp/xrdp.ini

new_cursors=true → new_cursors=false


xrdpを起動時に有効にします

$ sudo sytsemctl enable xrdp

xrdpを起動します。

$ sudo systemctl start xrdp

 


xrdpの状態を確認するには

$ sudo systemctl status xrdp



 無事に起動してます!


 


Windowsで相互にRDPするときと違うことは、リモート側用に新たにディスクトップが作られることです。VNCで言えばディスプレイ:0がサーバ側だとすると、:1であらたにディスクトップができてしまいます。つまり、サーバ側とは違う画面になる。。。