2019年10月24日木曜日

YDA138基板によるデジタルアンプ 箱入れ

電子工作を復活して、最初に作ったのが、今年の3月にYDAデジタルアンプの箱入れだったりします。この時は、アルミケースに、アンプとこれまた、アマゾンで980円で売られていた、小型のUSBDACを入れて、パソコンに繋いで聴くというやり方だった。
これが、思いの他、澄んだ音がして、その時は本当に驚いたものだった。
それから、ハードオフでブックシェルフ型のスピーカーを手に入れて、重低音はでないものの、それなりに聴ける音で満足していた。

今回は、その第2弾!!
最初のものは、ノーマルのままでそのまま使って、今回はコンデンサを交換、ヘッドフォンアンプ部分も使えるようにする。ボリュームも、50kのAカーブのものにする。などして、いつも使っている、タカチのケースに入れて、他のと統一性を持たせようと思う。
手に入れた、YDA138基板。ノーマル。
入力カップリングコンデンサは2.2μFの電解コンデンサ。これをフィルムコンデンサにします。
秋月で150円もした!?PLMCAP 4.7μFにリードをつけて、丸ピンソケットを使います。
左側に二つある電解コンデンサは、ヘッドフォンアンプ部のDCカット出力コンデンサのようです。470μFが二つ付いていました。これを1000μFに増量します。右上の電源入力部のコンデンサも470μFでした。こちらは2200μFにします。
こんな感じになりました。あとは、ボリュームとイヤフォンジャックを外して、パネルまで、配線を引っ張ります。
ピンヘッダを切って必要な端子数にして付けていきます、2.5mmピッチなので、そのまま入ります。こうしておけば、後からいじるときにも取り外しが簡単で、メンテナンス性が良くなりそうです。
とりあえず、この状態で、音出しをして見ます。
近くにスピーカーがないので、ヘッドフォンを繋いで見ます。YDA138のヘッドフォンアンプ部はAB級で32Ω負荷で50mwの出力が得られるようです。
電源は9Vのトランス式電源アダプタを使いました。出力電圧を測って見たら、13.4Vくらい、、表記は9Vなのに無負荷だとそのくらいになっています。このボードは9V〜15Vくらいまでの対応なので大丈夫でしょう。ラズパイDACの出力から入力してヘッドフォンで音出し。。
うわ、低音が、響く。。。いい感じです。
俄然、ケースに入れて使おうというモチベーションが上がってきました。

さて、パネルの加工です。パワーポイントでルーラーを表示させて、作図して印刷後、こんな風にパネルに貼って穴あけの位置決めをします。このくらいだったら、CADとか使わなくても十分です。
穴あけ、取り付け
前面のパネルはこんな感じに加工
LEDは、黄色のものが余っていたので、それを使うことにしました。
配線面はこんな感じです。
さてさて、肝心のアンプボードはどの辺に設置しましょうか。。。
ど真ん中にしました。
あとは、電源、スピーカー端子からの配線をターミナルブロックに結線して。
そうそう、この中華ボード、言われているように、どうやらL、Rが逆のようです。
ヘッドフォンでLRを合わせていたら、スピーカーと入力のシルク印刷のL,Rと逆になりました。ヘッドフォン部分を使わなければ、気がつきません。。。デジタルパワーアンプのみで使っていればシルク印刷の通りに入力、出力されるので気がつかないと思います。

 

こんな風貌です。
そうそう、ボリュームつまみを触ると、ブブーンとノイズが乗ります。
パネルがプラスチックなので、ボリュームのガワが接地されていないためです。
緑の線を使って、一点アースのところへ接続しました。

完成後の音出し感想です。
クリアで綺麗な音です。入力コンデンサをフィルムにしたのでその良い影響でしょうか。
左右の定位が少しボケているような気がしますが、、ボケているというか左右に広がっている?!
ヘッドフォンアンプでスピーカーを鳴らした時は真ん中に定位していたボーカルが若干左右に広がるような感じがします。気のせいかなぁ
しばらく聴いてみよう。

2021/03/07 追記

のちにこのアンプのグレードアップを行いました。

ラベル YDA138

その結果、ボーカルが左右に広がるような違和感の原因が判明、高域にあった音の粗さがなくなりました。
これにより、常用するようになりました。

SI4732-A10ボードの覚書

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