2019年10月26日土曜日

トランジスタ差動ディスクリートHPAー2SC2240,TTA004,TTC004換装

このヘッドフォンアンプ、6月に作ったもの、ユニバーサル基板で作るの2台目のもの。
1台目はオペアンプにダーリントンバッファのもの。これを作った時はほんとに、何が何やら全然わからない状態で作って、なにせ、ちゃんとはんだこて使い倒したのって30年ぶり以上だったので・・・・

構成は
アンプ部:JJさんのローコストトランジスタ差動HPAのデットコピー
電源部:ペルケさんのHPA、Ver4の電源部分だけをデットコピー

ようは、他人の回路をそのまま組み合させてもらっただけ。。。
このころは、定電流とか、差動増幅とか、バイアスとか、どうやって設定していくのか、まったくちんぷんかんぷんだったので、、、
マネするしかなかった。JJさんペルケさんありがとうございます。

オリジナルは、初段2SC1815GRで選別したものを差動増幅としていた。
これを、ディスコンになって値段が上がってきた2SC2240という高級なトランジスタに交換しようというわけ。このトランジスタ、hfeは高い、ノイズが少ない。繊細な音の再現が可能ということで、オーディオ用としては最適な石らしい。
ラッキーなことに、ほぼ、特性が揃っているようです。ここから、4つ選びます。
そして、銅テープを貼って、熱結合をします。
交換しました。!!!
1週間ほど、この状態で、音楽を聴いていました。
正直に言って、2SC1815とどう違うのか??って言われると難しいですねこれが。。。
ただ、ヘッドフォンで聴いていると、もっとそのまま聴いていたいって思い。
そのまま、居眠りしてしまうことが多くなった気がします。
シルキーで聴きやすい音なのでしょうか??

色々いじることに味をしめてきたら、今度は、最終段のトランジスタを変えてみたくなってきました。あとは、負帰還の所に入っている電解コンデンサ47μFをフィルムの4.7μFにしたらどうなんだろうとか。。何か変えたくてうずうずしている状態がしばらく続きました。

結果コンデンサは、変えずにいます。47μFと3.3kΩで直列CRの定数は約1.6Hz。これを4.7μFにすると約16Hzまで上がってしまう。入力カップリングの定数は4.7μFと10kΩで3.4Hzなので、AC負帰還で低音の伸びが制限されそう。。
なので、今回見送ることにした。

まず一つめの2SA950をTTA004Bに換装

ということで、出力トランジスタを2SC2120,2SA950からTTC004B,TTA004Bへ交換してみた。TTC004Bのhfeは218,TTA004Bは198のものを使った。これ、秋月で買ったものなのだけれど、2回目に買ったものはTTCの方がhfe,300近くある。TTAの方は軒並み180くらいなので開きが大きすぎてコンプリにするのにはちょっと困ったもんだ。

4.7Ωの4つあるうちの3つまで3.3Ωへ交換
こんな時、電動のはんだ吸引器を買っておいてよかったと思う、部品交換が楽!!

出力抵抗の変更は、A級の範囲を増やすためにアイドルを20mA程度から30mAぐらいには増やしたい所。最終段の電流制限抵抗を4.7Ωから3.3Ωへ。
これで、30分ぐらい電源を通してトランジスタをあっためると、アイドル電流は27mA程度になった。まずまず計算通りだ。

あとは、またこの状態で、しばらく聴き込んでみることにする。
終段のトランジスタ、何か、、カッコ良い。。。ぞ
完璧に自己満足の世界。。。






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