2020年12月26日土曜日

XR2206 ファンクションジェネレータ

 アマゾンで手に入れたファンクションジェネレータ


自分が買ったのはここのじゃなかったような気がします。値段が600円くらいのやつ


先人たちの知恵をかりて、少しだけバージョンアップしています。

変更点は

  • C5 フィルム1μF
  • C8 温度補償100pF
  • R5に10μFの電解コンデンサを抱かせる
  • R7とパラに1802 18k
  • R4 270Ω
  • C2 パラに1μF
  • 電源部にLEDを追加

C5、C8のコンデンサ変更は、セラミックコンデンサだと印加電圧で容量が変わるためです。
手持ちであったのが1μFと100pだったので交換しました。


直線性の確認のために三角波にして、1μFを使用する周波数帯域でみてみます。
交換前
交換後

直線性が改善されま・・・・・・・した??
いやぁ、まったくわかりません。
相変わらず微妙なRがついた波形のままです。。コンデンサ交換は徒労だったのでしょうか。。。

100pFを使用する周波数帯域でも、まったく変化がわかりませんでした。。。
まぁ、気持ちの問題で、交換しておいた方が信頼できそうだし。

2020/12/31追記
周波数を決定するコンデンサをセラミックからフィルムなど電圧依存のないものに変えたのですが、そういえば出力にもDCカットのためにセラミックコンデンサを入れていたのをすっかり忘れていました。
出力コンデンサをセラミックコンデンサ10μF → OSコン22μF に変更したところ
三角波もRのつかない直線になりました。
いやぁなんとも、原因が判明してよかった。。。。

R5の10μFは追加することで出力電圧が0付近まで絞れるようにするためのものです。すのままでは出力電圧がそこまで小さくなりませんでした。

R4は高調波歪みの調整に使うもので、本当は可変抵抗にして追い込みたいところ、もともとは330Ωが付いていたが、どうやらそれよりも低い値がよろしいようです。
秋月のキットでは、200Ωが初期値になっているようです。

C2の1μF追加は、データシートの初期値がそうなっているので追加してみました。

R7に18kΩをパラレルにすることで、微動が微動として機能するためのものです。50kΩでは粗動と変わらず微調整が面倒でした。

電源が入っているかどうか時々わからなくなるので、LEDを追加しました。


それと、注意点があります。
このICは9V〜20Vの対応のはずなのですが、電源電圧が12Vまでで使うのが良いようです。
15Vで使用したところ


低い周波数で波形が乱れます。

12V以下で使用すれば(12/31現在9.5Vのスイッチング電源)

きれいに表示されます。

この問題は、他の人も経験しているようです。

さて、どうしていきなりファンクションジェネレータを触り始めたかというと、理由があります。それは、、、

交流電圧計アダプタを作ろうとしているから、、、なのです。
テスタの交流電圧計はせいぜい1kHzぐらいまでしか使えないので、それをなんとか100kHzぐらいまでは使用できるようにしようという計画があります。

それは、後ほど。。。

AppleTV A1469でAirPlayが使えずハマったのでメモ

ハー○オフでAppleTV第3世代を手に入れた 破格の1650円だったので迷わず購入 ボードの上にあるのが第2世代、そして、アンプの隣にあるのが今回のターゲット。 今まで第2世代のAirPlayを使ってRoonのレシーバとしていた。 特に問題なく動いていたのだが、なにぶん設計が古...