2021年3月27日土曜日

放置していたTDA7297を(再び)試す①

お安い中華基板シリーズネタです

ちょっと前にAmazonで買っておいたものでした。

どうやら今も取り扱いがあるようです。現在(2021.3.27)399円+配送料150円なので自分が買った時(送料込みで315円)より値上がりしてますね。それでもまだお安いですけれど

さて、この基板。

改めて鳴らそうとして基板を見直してみると、入力側の224コンデンサ、セラミックの所が電解コンデンサになっています。

オリジナルがこの画像で、カップリングがセラミックコンデンサですから、多分入力カップリングコンデンサを電解1uFに変えたのでしょう。自分でやったはずなのに、もうすっかり忘れています。

でも、音は、、、、良くなかったことははっきり覚えています。最初ラジカセかと思ったぐらいだったので・・・・

コンデンサを交換した後も、なんだか曇りガラスのような濁った音がしていたので、すぐに部品箱に戻って行かれた。記憶があります。

裏返してみて

む?

ICの所がはんだブリッジしてる??

音が悪かったのはこれが原因か????
8,10,12ピン、9,11ピンあたりが怪しい感じです。

12のIN2を除くとNC(使っていない)ピンのブリッジっぽいので影響はないかもしれないのですが・・・

さすが中華もの・・・。

それで、はんだブリッジを取り除いてもう一度音を聴いてみようと思い立ちました。

ただ、そのままだとつまらないので、コンデンサを手持ちのちょっとましなのに変えてみます。

最初、改造する前に周波数特性だけでも取っておこうかと思ったのですが、224のところの(0.22uF)カップリングコンデンサがすでに1uFにしてあったので、やめました。

データシートからは、入力抵抗Riが30kΩですので、
0.22uFだと-3dbが24Hz 1uFだと5.4Hzとなります。
2.2uFで2.4Hzなので。。もしかしたらこのくらいの容量が必要かもしれませんね。

とりあえず、基板についていた余分な(ダメコンデンサやダメボリューム)を外します。

すっきりしました(笑)
写真は、すでに(写真撮り忘れ)0.1uFのところのセラミックからフィルムに変えてあります。

こうやってみると、ほんとうに部品点数が少ないですね。


データシートのアプリケーションをみてみると、外付け部品は、カップリン、デカップリングコンデンサだけで動く・・・・・

おや、September2003って・・・このICって2003年に作られたもの??今から18年も前に発売されたものなんだ。

ノーマルからの変更点

10uFタンタルは、おそらく音には関係なさそうではあったのですが、先人によると音がクリアになるとかなんとか・・・なので、一応普通の電解ではなく、手元にあったタンタルコンデンサに変えてみました。デカップリングの2200uFは容量優先で4700uFにしましたが、耐圧が16Vと低いので、のちにまた交換予定(コンデンサアレイにする?)です。

次に続く・・・のか(笑)

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