2021年3月6日土曜日

ES9018k2m DACボード③

Aliexpressでes9018k2mが安いので、もうひとつ買っておいたものがありました。

発熱I2Sっていったい何??というつっこみはそれくらいにして(笑)
DACボードが2千円以内で買えます。(XMOSはついていませんけど・・・)

この基板は、正負両電源でも使えるようになっています。
設定は、0Ωジャンパを3つほどいじります。(先のボードは一つで済んだのでちょっと面倒)

オペアンプ周りにJ07とJ08があります。そして、J10は3端子レギュレータの下の所にあります。ここがちょっと紛らわしいところでした。
J10は矢印の所の0Ωチップジャンパです。両電源にするときはここを外します。

J06,J09は上写真のようにジャンパをずらしてはんだします。

これで、両電源対応となります。私は3端子のターミナルブロックをはずして、そこにチャージポンプで負電源を作り供給するサブボードをユニバーサル基板で追加しました。

回路図は、以前検討した回路です。入出力に22μHパワーインダクタを追加して、ノイズを除去しています。この負電源、DACボードを負荷とすると
12.17Vの入力で、-11.73Vの出力でした。まぁ、なかなか良いんではないでしょうか。

ということで、出力についている、ニチコンゴールドの電解コンデンサを外して裏側でジャンパしてしまいます。
ついでに、101=100Ωも3.3Ωに交換しました。この基板に直接ヘッドフォンをつなぐことはないと思うので、このくらいの値でも問題ありません。
ちなみに、外したニチコンFG47μFは。。。。

ESRが0.71Ωもありました。。。。。本物なのでしょうか????
ほかの金色電解も・・・・低ESRのものに変えたほうがいいのかな・・・・

さてさて、このボードはUSBDDCを載せられる構造になっているので、載せてみます。

と、そうだ、出力のオフセットを測っておかなくては。。。。
結果。。1.1mV,3.3mVでした。
片チャンネルがちょっと多めですが、、、まぁこのくらいなら全然無問題。

オペアンプも交換していました。
JRC5532DD→TL072に交換してあります。
値段は5532のほうが高い!?のですが、音質はFET入力の安価なTL072のほうが繊細で素直なので好きです。

しばらくこの状態で使っていましたが、やはりPCに繋いだ時のNoiseを視覚的にみているので、やっぱりアイソレーティングしたいと思っていました。

幸い手元にSi8440がひとつだけあります。
これを変換基板に載せて、アイソレータに仕立てましょう。。。

回路図を一応載せます。このICはISO7640FMと違って、いちいち抵抗を挿入しなくてはいけないのですがその他はほぼ一緒です。

こんな感じで82Ωのチップ抵抗を基板に載せました。回路そのものは単純なので、一発動作(笑)
今回、VC50Ω~100Ω,Data50Ω~300Ωということで、適当に82Ω統一で組みましたが、3.3Vできちんと動きました。

アイソレータを載せるにあたってもうひとつ変更しておかなくてはいけないところがあります。このボード、標準ではI2Sコネクタに5Vの供給となっています。このままつないでも運が良ければ動きますが・・・・。3.3V供給に変更しておきます。
変更前

変更点後の写真はこれです。
下の3端子レギュレータは初めから空き地でここにあった0Ωジャンパを外して、うえの3.3V出力からジャンパを飛ばします。

DDC基板の下が空いているので、そこに両面テープで止めました。安直ですねぇ(笑)

さて、PCに繋いだ時のNoiseですが、、、
おぉ、効いているみたいです。
これで、安心してPCにもつなげる。。。。

この基板、このスペースだけで完結しているので、しばらく・・・いやずっとバラックのままかも('◇')ゞ

肝心の音はというと。。。。。

こんな簡単な改造のみなのに・・・・先に作ったes9038q2m DACと遜色ない!?
いや、そんなことないでしょう・・・・・

うーん、こっちのほうが若干ウォームかなぁ。。。。
全体的にやっぱり9038のほうがすこしだけ上手???

ということで・・・・化けるのを期待してしばらくエージングしてみましょう。

部品がむき出しのままでも、なんだかむしろ、かっこよいような。。。。
パーツ愛に目覚めたか・・・・(笑)


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