2025年5月26日月曜日

SOTA JA/FS-160 女神山

 2025年5月26日月曜日

AM8:04,Cloudy,13°C

7MHz CW 20局
QCX-mini
EFHW



月曜日であるが、町内会の仕事があるので本業は休みをとった。ここのところ4時にはもう、明るくなっているので出かけようと思えばできるのだが、5時半まで我慢して出かけた。

出がけに、服装で迷ったが暑くても寒いよりよいかと思い、いつもの薄手のダウンを着込んだが正解だった。13℃ぐらいでも風があり、じっとしていると寒く感じるぐらい。

女神山は前にも2度登っている。今回は別の登山口で最短で頂上に行ける月舘口から登ることにした。

ここは駐車場は用意されていないので近くのPと書いてあるすれ違い場所!?に停めさせてもらった。


ここから登山口までは50mほど


登り始めはうっそうとした林の中を通るが、よく整備されている。近くに女神山を守る会的な看板のある集落があり愛されている山であることがわかる。


分岐点に到着、頂上まではあと15分ぐらい。


あだたらのみえる展望箇所を過ぎるともう頂上。


朝も早く誰も来ないと思うので、ここにEFHWを展開することに。


立木にひもをひっかけて、ワイヤを持ち上げ

SWR OK!!
ワイヤエンドはこんな感じに
ここで、SPOTしてQSOを開始。

最初はHam2KのSPOTにUPしたのだけれど、あまり呼ばれず。やっぱりSOTAのページじゃないとダメなのか?と思い。SOTAページからSPOTしたとたんにプチパイル状態に。。。。

一度ではCALLが取れない状態。うれしい悲鳴である。


途切れたところで、朝ごはんのおにぎりを食べて周りを見渡す。


曇ってはいるが、展望はすばらしい。

カウンターポイズ不使用

RIGはQCX-mini 40m Band リチウム電池3本だと12Vそこそこで出力は3W程度。

今回、自作のEFHWトランスを使った。SWRはきちんと下がり、VCH(自作)と比べて飛びもよいようだ。

満足!! また来よう。女神山。いい山だ。




2025年5月24日土曜日

SOTA JA/FS-087 矢大臣山

 先日作成したEFHWトランスを試用

矢大臣山は福島の里山で標高965mです。JA/FS-087 - Yadaijinyama (6pts, 965m.)

ここは展望台があり、早朝で誰もいないので、ベンチに座りアンテナとするリード線を展開しました。
アンテナリード線の終端は7部咲きのつつじに仮固定。長さは以前に目印をつけておいた17m程度となりました。

NanoVNAにてSWRをチェック。

現地は天気が良く画面の反射があり見ずらいのですが、SWRは1.484。40.7Ωでした。

この状態でSPOTしてCQをしたところ、プチパイルとなりました。多局が重なりなかなかコールサインがとれません。うれしい悲鳴です(笑)。

比較はできませんが、いつも呼んでくれる局のレポートが2つ以上良いので、とても飛びは良いように感じました。


SOTA JA/FS-087 矢大臣山

RIG:QCX-mini 7MHz(3W)
ANT:EFHW
車は作業道のゲートまで行けました。

ゲートのすぐ手前に車がおけるスペースがあります。

ここからは、頂上まで舗装路の作業道を歩いていくことになります。
登山としてはつまらないかもしれませんが・・・・
今の季節、新緑がまぶしい。
電波塔が見えてきたらもう頂上です。


つつじがとてもきれいでした。そして360°の展望があります。気温もちょうどよいくらいで虫にも悩まされませんでした。

SOTAには今が一番よい季節なのかもしれません。


SOTAをするために山に登っていつも感じることですが。。。。

来て良かった(^▽^)/

それではまた!!








2025年5月19日月曜日

SOTAでのEFHWアンテナ

 EFHWのトランスを作ってみた


SOTAで使える持ち運び便利なアンテナシステムとして使ってきたのはVCHで、ほぼこれ一択であった。それに、バックアップ用として20mのワイヤとリグへつなぐためにAliexpressで入手したものを持ち歩いていた。

あるとき、遊び心でこのワイヤアンテナシステムを使ってみた。
最初はこれ

次にこれ

結果:SWRは2程度までしか落ちないが、飛びはまぁまぁ。いつものVCHと変わらないくらい。

ということで、満足していない。

やはりここはちゃんと自分で作ったほうがよさそう。と思い。製作することとした。

要となるコアはFT114-43を使うこととし、巻線は1.0mmUEWとした。
巻数はオリジナル!?では2回巻:14回巻であるが、コアが240のものなので、114ではインダクタンスが足らないので増したほうが良いとのことであった。
作製は3回:21回とした。

FT114-43 AL=510   21turn,224.91uH
FT240-43 AL=1075 14turn,210.70uH

FT240-43での14turnはほぼFT114-43の21turnとなるようだ。納得

この辺は参考URLを参照。


ケースとしたのは100均で手に入るおかず入れ。。。FT114がぎりぎり入るおおきさ。
これにBNC端子とバナナジャックをつけた。

リグ側につける補償用コンデンサはnanoVNAでSWRをみた結果150pFとした。
アンテナ側に3kΩの抵抗をつけて疑似アンテナとしてみてみた。

100pF

250pF

150pF

100pFでは周波数が高くなると全くダメ、そして250pFでは中域のSWRがダメ。
この結果をみる限りでは、やはり150pFが一番妥当。しかし28MHzでは使えない感じ。

蓋を閉めるとこんな感じに。コンパクトにできた。


適当に17m程度のワイヤをつなげてみたところ。7MHZ帯のものだがそれなりのSWRとなっている。(1.7程度)あとは実戦で試すのみかな。







2025年5月7日水曜日

TRX015PP 要改善点リスト

 TRX015PP

として、申請を通した2band CWトランシーバであるが。

やっぱり気になる点が残っている。

ひとつは、送信時のサイドトーンにクリック音が入ること。

以前インダクタを使っていて大きなクリック音が入り実用にならなかった点であり、インダクタの代わりに1kΩATTに変えある程度解消したがやはり気になるところ。

2つ目に、液晶のノイズが残ること。

 送信時のサイドトーンにクリック音が入るのは、ボリュームを最小にしたときに一番大きく入る、アンテナ回路にいれたATTを絞るとクリック音が小さくなる。送信から受信に切り替わるときにノイズがでる。送信時遮断用のBSS123に時定数を持たせても変わらず。

原因を特定するのが難しく解決できていない。


 2つ目の液晶ノイズだが、デジタル部を電池駆動にしたところ解消。そこで、試しに電源ボードを通さないで12V(電源スイッチのところから)直接にしたらノイズは載らない。

 まったくの付け焼刃だが、12Vから抵抗を介して供給することとした。


 ここの電流は約50mA、直接つなぐと(12-3.3)V×50mA=0.425Wでシリーズレギュレータが逝ってしまう。100Ω1Wの抵抗を介してデジタル部へ供給。0.05x100=5Vの電圧降下で約7Vになり約200mWの損失。まぁ大丈夫だろう。


 いずれにしても、ブレークインボードを含む電源部分はやっぱり検討しなおさないと・・・・いけないようだ。素直にリレーを使った方法とするのが一番の解決方法かもしれない。