2025年9月7日日曜日

X220とZorin17

Lenovo X220でZorin17を使ってみる 



LenovoのX220はWindowsマシンだが、愛好者も多い。レガシーLenovoの最終モデルだ。
このマシンをHackintoshとして使ってきた。HighSierraが問題なく動く。一部のデバイス(SDカードスロット、HDMIは使えない)が使えないくらいで不便は感じていなかった。

しかし、流石にHighSierra サポートが終了して使いないソフトウエアが満載。

WebブラウザにはMicrosoft Edgeを使ってきたがこれも古いバージョンでないと動かなくなり、しかもユーザ認証もできないので他のPCと同期できずしごく不便。
Webストレージも軒並みサポート終了となってしまった。

とても不便で使う機会もほとんどなくなってしまっていた。

使うとしてもシンクライアントとして他のPCにつないで使うといった有様だ。


Windowsは11は当然対応しない、10ももうすぐサポート終了。ライセンスもない。


そこで、ふと思い出した。職場でZorinを使っていたことを。

早速だめもとで、SSDだけをX220に換装。電源を入れてみると・・・・・。ちゃんと起動した。このへんはLinuxベースのマシンのすごいところ。Windowsマシンだとこうはいかない。

ただ、Wifiが使えない。HackintoshするときにOSに対応しているWifiカード(BCM4322)に換装してあるのでそのせいかと思って、そのうちオリジナルのセントリーノに戻そうかとおもっていた。

とりあえずネットにつながらないと何もできないので、そこいらに転がっていたWifiドングルをつないで使っていた。

Wifiを使えるようにする

lspci -k

03:00.0 Network controller: Broadcom Inc. and subsidiaries BCM4322 802.11a/b/g/n Wireless LAN Controller (rev 01)
Subsystem: Dell Wireless 1510 Wireless-N WLAN Mini-Card
Kernel driver in use: b43-pci-bridge
Kernel modules: ssb

対応するドライバをインストール

sudo apt update
sudo apt install bcmwl-kernel-source

たったこれだけでWifiが使えるようになった。

しばらく使ってみたが、Zorin17なかなかである。
リモートのクライアントとして使うなら、RemminaがあるのでRDPとVNCどちらも使える。
Zorin17側をサーバとするなら、設定で共有設定するだけで使えてしまう。

Linuxなので普通にSSHが使えるのも良い。
vimも標準装備(笑)

気に入った!!


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