Kit, 自作機の感度比較

2026年7月8日水曜日

無線

受信感度比較

Kitで作ったものや自作機の感度を客観的に判断したく思いたった。
色々調べてみるとSN10dBという方法があるようでした。
といってもきちんとした測定環境を作れるはずもなく値も正確度は望めません。

そこで、所有しているメーカー機と比較してどのくらいの感度なのか判断しようと考えました。

使用機材

  1. サウンド取り込み:SBX
  2. シグナルジェネレータ:TinySA Ultra
  3. ATT:50dB
  4. 信号解析:WaveSpectra
TinySAをシグナルジェネレータとして使用。外部ATTを設定することで-60dBから-130dBぐらいまでは出力できる
被測定機となる無線機はCWモードでの受信音をSBXに入力しWaveSpectraのFFT機能を使って測定した。
測定結果と条件は以下の通りであった。

SN10dB
BandFT891M(tr)uSDXQMXQCX-miniTRX015PPTDA1083
PreONHighBandClassicLowBand7,10MHz自作自作
3.5-130-112-113
7-129-111-113-122-118-122-112
10-117-105-117-113
14-129-111-111-110-109
18-128-110-111
21-128-111-111-112
24-130-109
28-128-111-110
50-130
Volume-40dB-40db(14)-30~-40dB-70dB
AGCOFFOFFOFFOFFON(固定)ON(固定)
BW5005003002004001000
測定条件
WaveSpectra使用
NoiseRMS
SignelPeak
RMSだと2-3dB低い値になる。CWなので信号値をSとし測定した。
Sampling22050s/s32bitMono
Blackman-Harris
AGC
AGCを入れるとS/Nが悪化するためOFFで測定(特にuSDX)
Volume
NoiseLevelがー40dB程度になるようにVolumeで設定(015PPではVolume最大でー70dB)


Kit,自作機ともにメーカー機のFT891には及ばない結果となった。

そもそも、QMXやuSDXなどのkitはプリアンプを持たない構成となっていて、FT891はプリアンプのゲインがおおよそ12dB程度といわれていることを考えると、まぁ妥当な数値だと感じた。

自作機に関しては後から作ったTRX015PP(受信部はTA7358p)は最初に作ったTDA1083受信機よりも感度が良くないイメージがあった。
測定してみたらTRX015PPのほうが感度良く、かなりいい線をいっていることに自分でも驚いた。比較となるNoiseフィギアが低いことが良い成績につながっているのだと思う。