2010年12月31日金曜日

NFSのオプションの件

スノレパのTime Machine用にNFSからマウントポイントをエクスポートする場合

# vi /etc/exports

/mnt/datdisk/TimeMachine 192.168.0.0/24(rw,sync,no_subtree_check,insecure,all_squash,anonuid=1000,anongid=1000)

オプションの意味
  • insecure
    Macで接続するときには必要。接続ポートが1024以下でなくても接続を許す
  • all_squash
    以下の設定のid,gidにすべて置き換える
  • anonuid,gid
    ここでidを設定。Linux側でid=1000(1000は最初に登録したUserつまり自分)のユーザとして接続する。つまりMacからサーバに書き込んだファイルをLinuxでみるとオーナーが自分になっている。

2010年12月30日木曜日

SnowLeopardのTimeMachineをNASに設定

サーバにSC440を導入して、ESXiでガンガン仮想化して楽しんでます。

で、

だいたい設定が終わってしまったのです。

それで、

MacのSnowLeopardのバックアップも仮想化したDebianサーバのディスクに保存しようと思い立ちやってみました。

構成としては
  1. USBのハードディスクをターゲットディスクにする。
  2. ターゲットディスクは、ファイルサーバのバックアップもとる。
  3. Sambaだとパフォーマンスが落ちるという記載があったのでNFSを使う。
設定方法。

まず、標準ではTime Capsuleにしかターゲットを設定できないのでターミナルから次のコマンドを入力してサポート外のネットワークディスクでも選択可能にする。

$ defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1

次にディスクイメージの作成をする。

$ hdiutil create -size 500G -fs HFS+J -volname "Time Machine HD" -type SPARSEBUNDLE timemachine.sparsebundle

このコマンドで500GBのスパースバンドルのディスクイメージが作成される。何も記録していない状態で約500MBのサイズでした。

ファイル名はtimemachine.sparsbundleですが、あとで次のようにファイル名を変更します。

コンピュータ名_MAC Addressから:を除いた文字列.sparsbundle

これを、ネットワークデスクのルートディレクトリに置きます。
あとはTime Machineに入ってバックアップを作成するのみです。
初回はものすごく時間がかかりますが・・・・
自動でバックアップをとってくれるので手間いらずです。

バックアップしている時でも遅くなることもなくパフォーマンスもいいようです。(*^^)v