2024年2月12日月曜日

TA7792Pを使ったラジオの実験 5

ハムバンドで使ってみる

TA7792Pを使った中波ラジオを実験していました


次は、ハムバンド、それもCWの受信用にできないかと思い。
やってみることにします。

VFOは先ほど実験していたアナログVFOをつかってみます。

安定度はまだまだなのですが、せっかくのアナログVFOを試してみたい気持ちもあります。
回路は・・・・

を参考にします。

局部発信の入力の部分なのですが、先の回路のようにしないと、うまくいかないらしいです。おそらくTA779Pの内部の局発が暴れてしまう(50MHzとか意図しない周波数での発振とか・・・)のだと思いますが・・・・


ちょうどここの部分になります。100Ωと220Ωで構成されているのは、安定動作のためのレシピのようなもの、原著ではわざわざ「アッテネッターではありません」と明記しているくらいですから。。。お作法は守ることとします。

組んでみてCWを受信してみました。さすがにフィルターがAM用のもののままなので、とても騒がしく実用にはなりませんが、VFOの安定度は、思ったよりも良いようです。
これなら、そのまま組み込んでも大丈夫そう・・・・ と思えるほど。
満足です。(笑)

そうそう、CWを復調するのには、BFOも必要でした。
これは、セラロックを使うことにしました。
参考にしたのは、ビギナーのためのトランシーバー製作入門という古い本です。
図書館の閉架書棚にあったのを借りてきて読んでいます。
1992年ですからそれこそバブル期真っただ中・・・
アナログ全盛のころの話です。P82から、VFOとBFOを付加したLA1600での実習となっています。キットも販売されていたようなので、作りながら学ぶといった内容となっています。

一般的なコルピッツ発振回路ですが、結合コンデンサの値が10pFと455kHzとしてはかなり小さ目な値となっています。IFTに直接注入するので信号はかなり弱めに与えているのだと思いますが・・・・・。実測では約ー50dbm程度で456kHzで発振していました。VRを使ってIFTの前に注入しています。BFOレベルはボリュームはほぼ絞り切ったところでも復調は可能でした。-56dbm程度でも十分に復調できます。
むしろ出力を開放(どこにもつながない)にしたほうがよいくらいです。
絞り切っても漏れてくるのは、、ブレッドボードで組んでいるせいなのか、ICのGNDが+側にあるせいなのか・・・・よくわかりません。



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