最初はアイドル電流が増えたことで、4700μF×4への突入電流と相まって、電源入力の処に入れている500mAポリスイッチが作動しちゃってるのかなと思った。
なぜかというと、どうも先日終段のトランジスタをTTA004B,とTTC004Bに交換してアイドル電流を30mA程度にした後に出始めた現象のようだからだ。
アンプをバラックで実験用電源±6Vに継いでいたときは、全く症状がでなかった。
ということで、ケースからボードを取り出してバラックにした。
こんどは±6Vではなくて12Vの単電源で使ってみることに。
電源を入れると、症状は出ません。いったいどうしたことだろうと思い、一応仮想GNDを中心とした+側電圧と-側電圧を測ってみます。
+側8V ん??-側4V。ありゃりゃ。
しばらく電源を入れたままにしていたら、さらに+10V-2Vととんでもない電圧になっています。こりゃまずいわ。。。
原因を探るべく、基板を裏返してみていると。。。ぺるけさんのFET差動HPAのVer4からパクった仮想GND電源のところがおかしい。。。
そう、2SC2655のエミッタと仮想GNDがつながっていない。そっか、ここは基板の上を通すとOSコンデンサの金属ケースに触れるから後からにと思って忘れたんだ。。。
錫めっき線でつないで、もう一度電圧をみてみると。。。あれ、まだ、全然変だ。。
もう一度裏側をみると。。。なんと2SC2655のコレクタから伸びる錫めっき線と+側の線が接触しているだけで、ハンダ忘れしてる。だめだこりゃ。。
しかし、よくこんな状態で、きちんと音が出ていたものだ。。あらためておどろく。そしてあきれる(笑)こちらも、ハンダして、電圧を測ってみると。正常になりました。。
アナログ回路って、どこまで許容性があるのか。。。こんな状態でも、ちゃんと!?いい音で鳴っていたじゃないか。
それは、もしかして、自分の耳が大馬鹿だから?
そして自分の耳の不確かさ。。思い知りました。
部品を疑うより、自分のした作業を疑え!!
まさにその通りでした。
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