2019年11月9日土曜日

bluetooth BT64x の載った基板を色々いじってみた。No1

CSRA64215
この基板、アマゾンで2200程で手に入る基板ですが、Amazonでベストチョイスマークが付いています。
ぺるけさんが紹介していた基板で、改造することで音質的に使えるとの記事が上がっていたので、いつかやってみようと買っておいたものです。
なかなか手付かずだったのは元々blueetooth接続に関しては懐疑的で、音質は多く望めないだろうと思っていたので。。。
まずは、素の状態で音出しをしてみます。
すんなり、接続されて、音が出ました。当たり前かもしれませんが。。。。。
音質的には、オペアンプの利得が大きすぎて最大音量にすると音が割れてしまいますが、音量を下げるとこの状態でもUSBDACと遜色ない音がしているように思えました。
期待してしまいます。
ただし、素の状態だと低音域が伸びないとのことなので低音側のカットオフを適当に計算してみます。
入力抵抗が8.2kで帰還抵抗が47kなので、入力側からみるとその合成値が入力インピーダンスになりそうです。
∴入力インピーダンス8.2//47=6.98kΩ
カップリングコンデンサが1μFらしいので、カットオフは
22.8Hzになるようです。計算は便利なサイトがあるので、そこで。。。
やはりもう少し低域側を伸ばしたい所です。
ぺるけさんのページではNFBに手を入れて、利得の調整と低音域の改善を図っています。
あいにく、手持ちに0.18μFのフィルムコンと24kΩの抵抗がありません。
とりあえず、実験ということで、0.22μFの電解コンデンサと22kΩの抵抗で試してみることにしました。
さて、音出しをしてみます。
記事の通り、利得が減って最大音量にしても歪みません。なかなか良い感じです。

”実はこの時は気づかなかったのですが、あとで、再生状態にして、blueetooth側を最低音量、アンプ側を最大音量にするとピーノイズが。。。。聞こえるのです。感度の低いヘッドフォンを使ってもです。。。流石にこれは気になります。この話はあとで。また。。”

あとは、LPFだな。。。ということで、これも実験ですので似たような定数で、試してみることにしました。元記事は750Ω,2.7mH,8200pFの定数ですが、インダクタは前に手に入れて持っていましたが、抵抗とコンデンサでちょうどしたのがありません。
とりあえず、820Ω,2.7mH,コンデンサは4700pFx2で9400pFでやってみることにしました。カットオフは31kHzになります。
特性はこんな感じになるようです。Qが0.65と少し低めなので、20kHz辺りから、徐々に下がっていく感じです。ちょっとフィルタとしては強めかもしれませんがこれでいく事にします。
付け合わせのアンプは、余っていたボード。YAMAYAのチップYDA138の載ったデジタルアンプです。このアンプボード、ヘッドフォンアンプも統合されていて、こちららAB級で動作するようです。なのでうまく使えれば、いい感じのものができそうです。


サクッと!?(1日かかりましたが。。。)ケースに組み込みます。
実は、このケースの左側に、USBDAC基板も入っています。これもAmazonで手に入れた

ZDC-205A-SG


というUSBDACですが、1000円以下と異常に安かったので、これをから割りして基板だけを組み込みました。
これで、この1台でbluetooeh,USBDAC,Line入力をこなし、スピーカを駆動するアンプとヘッドフォンアンプとして使える。まさに万能だ!!
まずは、ヘッドフォンアンプとして使ってみる。

おぉー

むむっ!??



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