2020年2月8日土曜日

ES9038q2mボードを両電源対応にする。

以前中華ES9038ボードの負電源を作る投稿をしました。
その時からちょっと気になっていたことが解決しました。

それは。。。。
IV変換のopeアンプバイアスの件です。
パターンカットをして、±電源を入力できるようにはなっていたのですが、単電源でopeアンプを使っていたわけですから、電圧を分圧してそこをGrandにしていたはずなのです。
パターンカットしただけでは、そこは手付かず。。。

ふとしたことから、通電してみんべ さんのページに記載があることをみつけました。
ありがとうございます。


さっそく、100μFの電解コンデンサをはずします。
次に2.2kΩのチップ抵抗をはずしていきます。チップ抵抗なので外すにはちょっとコツがありますね。一度半田を多めに載せてすぐに固まらないようにして、溶かして浮かせるようにすると外せます。

通電してみんべさんのページを参考に、オペアンプのバイアスを作っていたところをGrandに落とします。具体的には写真のように電解コンデンサのあったところにジャンパを飛ばしました。
これで±電源がやっと生きてきます。つまりオフセットをゼロにできるということです。
オペアンプ出力のオフセットを測っていみるとRチャンネル、Lチャンネルともに1.5mV程度でした。このくらいなら、出力のDCカットコンデンサを外して直に出力しても大丈夫と思います。

今回は、この後にDCアンプがつながることもあるので、DCカットの47μFの電解コンデンサは外さないことにします。

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