2021年7月4日日曜日

AK4490 DAC kit を組み立ててみる

AliexpressでAKM4490を使った半完成品のキットがありました。


現在は8千円超と、とてもお高い値段がついていますが、自分が買ったときは4千円そこそこだったと思います。このボード、情報がなかなかありません。

写真は、はんだ付けが終わった状態のものです。最初に写真を撮っておくのを忘れてしまったので‥‥
キットといっても、AK4490を含むデジタル部分はすでに実装済み。。。
アナログ部分が未実装の状態になっていて、部品が添付されてきます。
そこをはんだ付けするわけです。

そして、、、

アナログフィルター部の回路図は、AK4490のデータシートそのものです。
そっくりそのまま基板に載せてはんだ付けしていきます。

AK4490はどうやら電圧出力のDACチップなようです。リファレンス回路で入力側に100μFという大容量電解コンデンサが入っています。
キットの中に入っていた電解コンデンサはなるべくなら使いたくない(-_-;)のですが、ESRを測ると0.7Ωとそれなりです。それに対して自分が持っている日本製のものは、0.78Ωやら1.5Ωやらと、キットに入っているものより高い・・・(;'∀')
なので、あきらめてキットのものを使いました。

このボード、ジャンパがあります。
Kジャンパと名前がついていました。
PICのわきにあります。
デジタルフィルタの設定と
なにやらDSDの切り替えをするもののようです。

デフォルトではすべて空:つまり無接続なのでデジタルフィルタは

Short delay Sharp roll off filter
ということになるのでしょう。



そうそう、このボードの電源なのですが、
  • 9V:DAC部の電源:AC電源供給
  • 正負15V:アナログフィルタ部の電源
となっています。
とりあえず、AC9Vの方にはDC9Vをいれて、正負15VはDCDCコンバータで供給して動かしてみました。

ちなみにI2S接続はAmaneroのDDCと接続しました。
  1. o:PCM 1:DSD
  2. GND
  3. DATA
  4. BCK
  5. MLCK
  6. LRCK
となっていました。


全体の消費電流は、実験用電源の電流値読みで0.17A程度

RCA出力をヘッドフォンアンプに接続しました。

Roonで出力先をHIFIDSD(Amanero)にしてみます。
再生すると・・・・・


一発で音出しOKでした。

音質的には、どうもES90xxと違って、低音部が充実しています。
でも、これはもしかするとアナログフィルタ部分にJRC5534が使われているせいかもしれません。(全部で6個)

とりあえず、無事に音がでました。

音を聴いていると、なにか面白そうな感じがするので、ちゃんとしたアナログ電源を繋げて聴いてみたくなってきました。

なんと、Amazonで電源トランス買えるんですね。。。。
送料もかからないので秋月とかマルツで買うよりも良いかも・・・・

ポチってしまった。明日には届く(⌒∇⌒)




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