2021年7月14日水曜日

ESSのDACチップにつなぐIVC 1

ESSのDACチップは差動出力で電流出力、電圧出力どちらにもつかえる・・・
(高抵抗で受ければ電圧出力、低抵抗で受ければ電流出力だそう)
この仕様のおかげで、お安い中華ボードでは電圧出力として差動合成・LPFを1つのオペアンプに任せる仕様としている

電圧出力
ES90xx??? → 差動合成・LPF → RCA出力

基板から回路図を追ってみると・・・・
これを、電流出力で使うとしたら
ES90xx??? → 電流電圧変換(IVC) → 差動構成・LPF → RCA出力

となるはずなのですが・・・・
オペアンプを電流入力で使っているものはなかなか見当たらない。。ということはあまり美味しくない方法なのかもしれないのですが、ちょっと勉強も兼ねて実験してみようと思う。

そこで、ネットでIVCの回路を調べていたら。

PCM17xxシリーズのIVCがメジャーどころなようだ


引用:PCM1794データシートより
LPF:-3dB:1段目:96.46kHz,2段目:270kHz,0.48倍
LPF計算:https://xn--p8jqu4215bemxd.com/archives/1729#LPF

こちらにはES9038q2mを電流出力として使っている回路

http://0918.jp/wp/post-1437/
回路図一部抜粋掲載
LPF:-3dB:1段目:71.89kHz,2段目:62.45kHz,0.91倍
LPF計算:http://sim.okawa-denshi.jp/OPtazyuLowkeisan.htm


そしてこちらがお気楽さんの公開しているIVC回路

主にBBのPCM17xxシリーズ用だと思う。

IV変換:R1,C1=680ohm,2200pF
合成:R9,C5=620ohm,2200pF:R7=620ohm
R3,R5,C3,C4=360,360ohm,6800,6800pF

LPFとしての特性は・・・・・





ES9018k2mの電流出力仕様

http://blog.livedoor.jp/yamazaki_plan/archives/1607150.html
をみると
オフセットが2mA,電流出力が1.3mArmsということらしいので
出力を2Vrmsとするならば受けるIV抵抗値は・・・・
片側:1Vrms÷1.3mA≒770Ω程度ずつということになる。

そこで、簡単に以下の定数として試してみることにした。

回路図

770Ωの抵抗はないので近いところで820Ωとする。。出力は大体2.1Vrms程度になる予定。

ブレッドボードに片チャンネルだけ組んでみることにしよう。

つづく・・・・・

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