2021年7月19日月曜日

ESSのDACチップにつなぐIVC 3

バラックの状態で出力特性をとってみましたが、比較するものがないとこれが良いんだか悪いんだかわかりません。

そこで、ES9038q2mをUSBDACに仕立てたものと比較してみることにしました。こちらは電圧出力をオペアンプ1つでLPFと差動合成をしているものです。コンデンサをチップからスチロールへ、電源は両電源として電解コンデンサのところに定電圧回路を付加するなどして高音質化を模索したものです。オペアンプは5532からLME49720に変更してあります。

グラフをならべてみました


0dBFSの時の歪率は今回のIVCのほうが優秀です。同じ土俵での比較ではないのでなんとも言えないところですが、アナログ回路は今回のIVCを使った方が素直な音がしそうではありますね。

左グラフIVC変換回路のブレッドボード版



右グラフES9038q2mのUSBDAC差動合成


測定環境

  1. PC
    1. Windows10
    2. ASRock H110 Pro BTC+
    3. Celeron 5Gene
  2. アナログ入力デバイス
    • USB Sound Blaster Digital Music Premium HD 型番:SB-DM-PHD
  3. ソフトウエア
    1. 信号発生:WaveGene
      • 96kHz 32bit
    2. スペクトラムアナライザ:WaveSpectra
      • 96kHz 32bit,休止時間500ms,Blackman-Harris,sample:32768,レンジ140dB,描画方法:Image1

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