受信周波数の確認
まずはこんな方法で確認しました。
シグナルジェネレータの出力に適当なコイルを接続します。
バーアンテナと弱い結合にして大体あたりのつけた周波数を発振させます。
ゼロビートになったところの発振周波数を読めば受信放送局の周波数がわかります。
まぁこれでも一応受信周波数はわかるのですが、やっぱりリアルタイムで表示できないと何かと不便です。
ということで周波数を表示する方法を考えてみました。
- 局発をシグナルジェネレータから注入表示周波数から455kHzをひく
- 局発周波数をカウントする、そこから455kHzをひく
この2つの方法がありそうです。
まずは、LA1600の3番端子にシグナルジェネレータから信号を注入してみましたが、うまくいきませんでした。どこがいけないのかよくわかりません。
ということで2番の方法でいくことにしました。
受信周波数を表示
局発信号を取り出して周波数表示につかうことにしました。
しかし、局発から直にリード線をぶら下げてしまっては、浮遊容量等にて周波数が変動してしまって安定しないことが容易に想像できるので、ここはバッファを入れることにします。
秋月で取り扱いのある高周波用のJFETをさがしてみるとMMBFJ211(データシート)がみつかりました。IDSSが10mAほどもあるものなのでちょっと大飯ぐらいです。
回路図はソースフォロア
LA1600の3pinから87pFのカップリングで信号をもらいバッファとしました。この定数でR2の電圧が約1.5Vなので電流は大体3mAというところでしょうか・・・
to ラジオカウンタと書かれているところにオシロをつないでみてみました。
出力にリード線がぶら下がっていても安定しています。
ちゃんと仕事をしているようですね。
出力電圧は300mV PP程度
さてさて、ここに何をつなぎましょうか?
検索していたらこんなものがみつかりました。
周波数カウンタモジュール
これ、実際につかってみました。設定で455kHzを減算して表示させることができたり、輝度を変えれたり、桁数もかえられたりしてなかなか高機能でした。
でも、電源電圧が7V以上なのです。単4電池4本でうごかせればなおよかった。あとは若干ノイズが多いかな・・・・さわったりするとラジオに雑音が入ります。
周波数表示器
そのままのネーミング・・・・
これは安い・・・
ラジオ用でおあつらえ向き、電源電圧も1.8V~3.3Vと電池駆動にぴったりです。
電源電圧が3.3Vが最大電圧なので、電池4本駆動だと電圧オーバーです。
どのみちLA1600への電源供給も安定化したいと思っていたのでLDOで3.3Vにしてこれらの電源としましょうか。
これ、良いです。ラジオ専用設計なので面倒がありません。そして小さく電圧も電池向き
しかも、900円ととてもリーズナブル。
実際に使ってみました
こんな感じで表示されます。専用ディスプレイと専用ICを使った小型基板で、はんだジャンパで設定する仕様です。AMの周波数表示とする場合は3つのジャンパはすべてオープンの設定となります。
気にいりました。。追加で頼んでおくことにします。
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