アンテナコイルとポリバリコン
- バーアンテナのインダクタンスは600μH
- バリコンは140pF,70pF程度
今回試してみて相性が良かった組み合わせは
どちらもせんごくネット通販より
EEHD-045Z アンテナコイルコア AM-88
3AKS-N7KN ポリバリコン(二連) 2VC CBM-223F-1F4
アンテナコイル(バーアンテナ)はフェライトコアが長めの感度がよさそうなものはなかなかみつかりませんでした。(ストレート用や小型のものはaitendoにそこそこありました)
ポリバリコンはaitendoのCBM223-150/70も買ってみました
しかし、ダイヤルを回したときに中のフィルムが上下したり音がする外れ品で、ダイヤルをまわしてもリニアに容量が変化しない不具合がありました
やぱしやすいのはダメなのかなぁ・・・とおもいつつも
aitendoにはTWF443DF-2CA:160pF,80pFという品種もあるようなので何か買うときについでに、こちらも試してみるつもり・・・
このバリコン、6石スーパーに使われていたバリコンと同じものだった。
調整
きちんと調整することでどんどん感度が良くなっていきます。中波ラジオを甘く見ていました。ちょっとびっくりです。逆に言えば無調整だと・・・・全くダメですね。ローカル局ですらやっとの感じになってしまいます。
IFT調整
調整するなら、どこか放送局を受信した状態で最大感度になるように微調整する程度
受信範囲調整
- バリコンを受信する帯域の一番低い周波数あたりにあわせます
ラジオ関西が558kHzなので550kHzにしました - シグナルジェネレータで550kHzを出力します
OSCコイル(赤)を動かして最大感度になるように調整 - バリコンを受信する帯域の一番高い周波数あたりにあわせます
栃木放送が1530kHzなので1550kHzにしました - バリコンのトリマを動かして最大感度になるように調整
1.~4.を数回繰り返す(最後はトリマ調整でおわる)
トラッキング調整
- 550kHzを受信してアンテナコイルの位置をずらしながら最大感度のところを探す
- 1150kHzを受信してバリコンのトリマを動かし最大感度の所を探す
(1550kHzを受信してバリコンのトリマを動かし最大感度の所を探す)
1.~2を数回繰り返す(最後はトリマ調整でおわる)
IFTコイルについて
秋月で手に入れた3.3VLDO レギュレータ
MCP1792/3
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-15728/https://akizukidenshi.com/download/ds/microchip/mcp1792.pdf
LM2950G
3.3V 100mA LDO
今後仕上げるときのためにユニバーサル基板の作図
PasSの作図
OSC,IFTコイルの替わりにとりあえず大きさの同じくらいのクリスタル表記
あとは、どう仕上げるかですかね。。。
緑色のクリップ線がそれ。
AGCの効き具合
LA1600の個体によって8pinの電圧が違う
- ブレッドボードに組んだ個体 :1238kHz 362mV,1323kHz 815mV
- ユニバーサル基板に組んだ個体:1238khz 499mV,1323kHz 844mV
1238kHzはギリギリ入感するレベル(Sメータほぼ振れない)
1323kHzはローカル局(Sメータ100%)
ユニバーサル基板に組む場合もあとから交換できるようにソケットにしておくとよいかもしれない
ボディエフェクト
アナログ回路で中波帯とは言え一応高周波を扱っているのでボディエフェクトはやっぱりそれなりにある。特にチューニングするときに局発周波数が動いてしまうと使い勝手が悪くなる。
今後、ケースに入れることを考えた時にどうしたら安定して受信できるかの施策をしておかなくてはならない。
効果があったのは、バリコンのステータ側の端子につながるところからアルミ箔を敷いたところにアーシングすること。これで、チューニング時のエフェクトはほぼなくなった。
ケーシングするときの参考にしようとおもう。やっぱりベースにはアルミ板を使ったものにするのがよさそう。金属製のケースに入れてしまうと見栄えはいいけどバーアンテナまでシールドされてしまう、どう処理するかが悩ましいところ。
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