ガルバニックアイソレータ
って
なにをするものぞと思っていました。
アンテナとラジオの間につなぐことによってできるグラウンドループ(アース分離)を断ち切るために使うものだそうです。
それによって、フロアノイズが下がる。
効果なんてあるのかなと疑心暗鬼になっていたのですが、試しに作って入れてみるとこれがまた効くんですね。フロアノイズが10dbほどさがりました。
びっくりしました。
ということで、作り方。
今回作るものはHF用なのでフェライトコア#77のものを使いました。
FT50-77になります
バイファイラ巻で7回巻きます。回数は結構適当なのですが・・・
使う線も適当です。
細いもので絶縁されていればなんでも良いです。LANケーブルの芯線なんかはすでに縒ってあるので好都合かもしれません。
1次側と2次側にコネクタを繋いで出来上がりです。取り外しが容易なようにBNCコネクタとしました。
あとは、プラバンではさんで百均の融着テープで固定します。簡単ですね。
アンテナとLNAの間に繋いでいます。
こんな適当に作ったものでも、ビックリするくらいの効果があります。
というか、これを入れないとまともに受信できないといった方が良いのでしょうか。
もしかすると、PCとUSB接続されるというSDR特有のものなのかな。。。
アナログラジオの時は特に必要性を感じていなかったという・・・・
2022/06/19追加
FB801-43を使って小型に作る
銅板にSMAをつけた、小型バージョンも作ってみました。
0.28mmUAEをバイファイラ巻で10回ほど巻きました。
主に中波用として考えていたので多めに巻いたのですが・・・
短波の上の方中心にするなら4回巻ぐらいでも良いのかもしれません。
nanoVNAにて通過特性を測ってみると
そして、30MHzでも0.7db程度の損失です。
そして、ノイズフロアですが。。。
使用なし
ガルバニックアイソレータ使用
ノイズフロアが10dbほど下がっています。
やはり、中波帯や短波帯では効果があるようです。
2022/06/20追加
先に作ったFT-50-77のトロイダルコア通過特性です
70Mhz以上はどうやら使い物にならなさそうなので50Mhz以下の特性です。
黄土色がジュンフロン線7回巻
のものです。
毎回数が1回分違いますが、LAN線をほどいたもののほうが減衰率が少ない結果となりました。若干線が太いので巻きづらいのですがこちらの方が良い結果となりました。
にしても、FB801-43のものが成績が良い。
小型にできるし、SMAのオスコネクタが届いたら、こっちの奴にしよう。。。
現在のダイレクトサンプリングドングルは、、YouLoopANT-ガルバニックアイソレーター30Mhz5素子LPF-0.1-2000MHzLNAーUSBドングル(3素子30MhzLPF入ダイレクトサンプリングRTL-SDR)
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