2022年6月21日火曜日

LPFの実験 7素子・生基板でつくる 30MHzLowPassFilter

30MhzLPF定数



LTspiceでシミュレーションした値を使います。

Cの値は手持ちのコンデンサの容量にあわせてあります。

※より計算値に近いバージョン。コンデンサがあればこっちで!

Lをどうするかですが・・・・・
コイルのピッチによって値がころころ変わるので注意が必要ですが、トロイダルに巻くにしてもいろいろ準備が必要なので、直径3mmと5mmの空芯コイルで作成します。

330nHは3mm直径で

約8mm幅とすると・・・・

333nH程度と測定されました。

530nHは5mm直径で

約11mm幅とすると・・・・

522nH程度になりました。

生基板の大きさは
40x15mmの大きさにカッターで切り出して
ランドの周りをリューターで削ります。

あまりきれいじゃないですね(笑)
56pFと220pFチップコンデンサをつけたところです。

あとは、最初に測っておいた幅になるように空芯コイルをはんだ付けして出来上がりです。

さてさて、お楽しみの通過特性ですが・・・・

nanoVNAにて確かめてみます。



まぁまぁ設計通りにできたと思います。

面白いですね、こうやって遊んでいると時間を忘れます。
このLPFの使い道ですが、LNAの前に入れてみることにします。
LNAの後はダイレクトサンプリングに改造したDT-DS-305BKを使います。



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