2024年1月11日木曜日

TA7792Pを使ったラジオの実験 No1 から 2.2.1

TA7792Pを使ったラジオ

というラジオICを使ってみる。

データシート 

これを使ってラジオを構成してみようと思う。

電源電圧が1.5Vでも動作するので、AFアンプ部分には先ほどの8002aを使ってみます。

というか8002aを試すのにこのICを使うようなもの・・・順序が逆ですが(^◇^;)

実験の目的

  1. AFアンプの8002aが使えるか検証
  2. TA7792Pの使い勝手を試してみる
    1. 乾電池2本(2.4V)で使ってみる
    2. 周波数表示:カウンタを使って
      1. 3.3V仕様のaitendo液晶ラジオカウンタ
      2. 7SEG、LEDのカウンタ
        1. 7SEG,LEDカウンタのノイズ対策
        2. 周波数表示が不安定
    3. Sメーターはつけられるか?
      1. MOSFET 2N7000 2SK544
      2. 接合型FET 2SK303V3
      3. OPAMP NJU7043
    4. 実験回路
      1. バーアンテナの代わりに10mm角シールドコイルを使って
    5. 7MHzハムバンドで使ってみる
      1. アナログVFOを使って
      2. BFOはセラロック


1.AFアンプの8002aが使えるか検証&
2.1乾電池2本(2.4V)で使ってみる

ネットを見てみると、こんなページがありましたので、まずはそこを真似させてもらいます。

No.18 短波ラジオ | エレクトロニクス工作室 | 週刊BEACON | 

No.35 TA7792用実験ボード | エレクトロニクス工作室 | 週刊BEACON |

こちらは、短波ラジオなのですが、今回ブレボに組むのはオーソドックスな中波ラジオとします。それで、8002aがラジオ等に使えるかどうか試してみます。

電源は1.2Vのニッケル水素電池2本です。
約2.4Vを供給します。
単純にTA7792PにAFアンプとして8002aをつないでみましたが、単純にはうまくいきませんね。
ボリュームを上げるとモーターボーディング様の症状に見舞われました。
ラジオ部分とのデカップリングを行い。

RFの回り込みを落とすための高域の手当は以下のようにしました。

8002a周り

出力にゾーベルフイルタを、そしてRFの回り込みを落とし安定させるために20kΩと並列に100pFと比較的大きなコンデンサをつけ高域での特性をバッサリ落としました。

デカップリングと定電圧化はLEDを使って安定化しました。電流制限抵抗に330Ωを使って赤色LEDを点灯させるとLED両端の電圧は約1.7Vになります。これをTA7792Pに供給します。

今度は大丈夫なようです。しかし、どうも歪が気になります。検波出力が少ないときに起きる歪に似ています。
回路周りをみると、データシートの回路は
となっており、6pinはAMAGCにつながっていてセラフィルのGND側につながった上で電解コンデンサのマイナス側につながっています。



ブロック図をみると+側がコモンになっていて、どうもこのICはPNP主体で構成されている?かのような印象を受けます。
どうもよくわからないのですが、歪は6pin周りをデータシート通りの配線に変更したら低減されました。
ここまででラジオとしては充分に機能しているので、これでおわりでも良いのだろうと思ういました。しかし・・・やはり、周波数がわからなかったりすると不便なのでカウンタをつけて受信周波数がわかるようにしたいものです。

2.2.1周波数表示
3.3V仕様のaitendo液晶ラジオカウンタ

itendoで入手したラジオカウンタを使ってみる。
3.3Vで動くやつだと思っていたので、流石に2.4Vではダメだろと思ったのですが。。。
つないでみたら、あっさり動き出しました。それも、バッファなしで
かなり優秀だなこれ、バックライトがないのが残念。。。


つづく・・・のか(笑)

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