2024年1月12日金曜日

覚書:FCZ 7MHz 7mm角コイルと同様の可変コイルを作ってみる 3

シールド付き7mm角可変コイルの作成



アリエクで購入しておいたもの、


実際に使えるかどうか。。試してみた。
やっぱり試したくなるのは7MHz帯のコイル

作成手順

0.1mmのUEWをボビンに巻く。一つの溝に5ターンずつ巻くと5つの溝を全部使ってこの巻き数になる。

1-3:20t 5.319uH(4.016uH),1-2:10t  1.604uH(1.288uH)
4-6:5t   0.478uH(0.390uH)
()内は外コアなし


外コアありなしでインダクタの値が変わる


FCZ7MHzのデータに近い値となったが全体的にやや低い値となりましたが同調周波数を調べてみるとFCZコイルと低いほうは同程度、高いほうは1MHzほど高めの結果となりました。調整範囲が上のほうに大きいと考えると1次側はこのままでよい気がします。
※1次側を2kとすると2次側がほぼ50Ω

100pFと組み合わせたとき(ダンプ抵抗は1k)
コアが全部入った状態で6.8MHz
抜けた状態で 9MHz
でした。
したがってFCZコイルとくらべて1:2次巻線比が大きすぎるようなので2次巻線を5→6tぐらいにすると同じくらいになるかもしれない

今後手巻きの7MHzの仕様としては


↑FCZ 7mm角データの7MHzのところを抜き出した

1-3:20t(ひとつの溝に5tずつで4溝、10tにて中点タップとりだし)
4-6:6t(ひとつの溝に2tずつで3溝)

としたが、いろいろやって以下のようにしたほうがよいみたい。

2024/6/10追記

2次側コイルの巻き数はこちらを参考に

2次側コイルが2,3回巻きと少ないときは2次コイルを先に巻き1次コイルはその上に巻く。
2次コイルの巻きはじめ位置は下から2段目
4t以上の場合は1次コイルの上にひと溝2tずつ巻く

おそらくFCZ7MHzと一番近いのは
1次20t:2次5t
2次は1次の上に下からひと溝2tずつ2,2,1と巻く

2024/7/1
AMZデータ

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