2019年8月31日土曜日
TDA1308 その3:エージングって。。。。
このアンプを作ってからちょうど1週間がたちます。
できたばかりの時は、高音がキンキンして、正直言って、酷い音でした。
直刺しのほうが良いくらい。低電圧、ポータブルアンプ、しかも、カップリングコンデンサあり。では仕方ないのか。。。。。。
と
思っていました。
けれど、1週間、ずっと鳴らしっぱなしにしていたら、、、、
音が変わってきました。
いままで、エージングとか、オカルトのようなもののように思っていて、、
あまり信じていませんでした。
けれど、確かに、、、いい方向に変わりました。
今では、ちゃんと聴ける音がしています。
しかも、作った時に使い古しの単4電池を2本入れたものが、1週間たった今でも、電池切れせずにずっと鳴っていました。
電池の持ちも申し分なしです。
2019年8月26日月曜日
TDA1308 その2:イヤホンジャックが・・・・中華物は
出来上がって、いろいろと音楽を聴き始めました。
んーなんだか。。。迫力に欠ける。。。
原因は・・・・・
んーなんだか。。。迫力に欠ける。。。
原因は・・・・・
左側が今回作ったやつ
ジャックの形状が違う。。。PAMのやつは、ちゃんとしたやつ
TDA1308のは、アマゾンで手に入れた中華物
10個入りで200円位だったかな。
とにかく安い。で、2週間かけて到着したもの。を試しに使った。
これの、接触不良??というかきちんと仕込まれていないために、どっかでRとLが接触してステレオがモノラルになっていた。
どうもパネルの厚みで、刺さり具合が中途半端なのかと思い、削ってみたりもしたけど。。。。。やっぱりだめだぁ。。。。。。
で、結局いつものやつに交換。。。
こっちのもののほうが、見た目も良いしね。。。
安さに負けちゃだめだね。
特にコネクタ類は。
中華ジャックできちんとステレオになっている時より、こっちのジャックにつないだ時のほうがよい音がする。プラシーボではない。。。
2019年8月24日土曜日
TDA1308 その1:Amazonで300円位のボードを使ったPortable HPA
amazonを徘徊しているとこんなものが。。。。
これを使って性懲りもなくポータブルアンプを作ろうと思う。
前に作ったPAM8403はちっさくてよかった。惜しむべきはホワイトノイズ。
TDA1308はもともと低電圧で動作するヘッドフォンアンプ用のICらしいので期待してます。
注文してから、届くまで、2週間ぐらいはかかっている印象。中国から、そっけない袋に包まれて届きます。
まず、そのまま電池2本と入力、出力を継いでイヤホンで聴いてみた。
どうも、低音がすっかすか、全く出ていない。
オリジナルのデータシートを調べてみる。
このボードもデータシートとほぼ同じ回路のようだ
と思ったが、よくよくみてみると、抵抗値がかなり違う。
入力の抵抗値が4.7k、帰還抵抗が47kなので利得は20db(10倍)もある。
もしかしたら、このボード、ヘッドフォンアンプとしては設計されていないのかもしれないと思ってしまう。
その根拠に、カップリングコンデンサ容量は実際にはかってみたら、、、なんと、
これでは、16Ω程度のイヤホンだとカットオフが500Hz付近じゃ・・・・
どうりで。。
ということで、
コンデンサを外付けにすべく、入力チップコンデンサと出力チップコンデンサを外して半田ブリッジさせた。。
外付けの部品は
今回もケースはタカチの
で、レイアウトは。
余裕で組み込めそうである。
ただ、残念なのは、トグルスイッチを組み込むスペースがとれないこと。
今回は単電源なので、スイッチ付きボリュームで対応できるが、1.5Vの両電源で使うときは2回路のスイッチが必要なので工夫しなければならない。
パネルにはLEDを追加、
定格が2mAくらいだと思うので0.6mAで暗くない?っておもうけど、これでも結構明るく光ってくれる。
このタカチのケース、気に入っているんだけど、ひとつ問題が・・・・
パネルの厚さが、厚い。。厚いゆえに3.5ジャックのナットが最後まで廻しこめないので、プラグがきちんと最後まで押し込めないものがある。つまり接触不良で片方から音がしないみたいなことが起きる。
パネルの後側を少し削る必要があるかもしれない。。。。
今期は使用しないが、一応、電池ケース部に両電源退翳のための配線も確保
と、ここでひとつ思いついた。
基板入力のカップリングコンデンサの処を半田ブリッジとしたので、シリーズに入っている4.7kが直接入力につながっている状態。
ということは、外部周辺回路に10kΩを追加すれば全部で14.7kとなる。
ヘッドフォンアンプとしてちょうどよい利得に落ち着く。
周辺回路はこんな感じに。。。。
あとで、別のアンプ基板作った時に同じケースで、”着せ替え”ん?!”載せ換え”を目論んでいるので、XHコネクタを使います。
普通にユニバーサル基板で作ってもそんなに手間は変わらないような。。。
ここまでして、わざわざこの基板使わなくてもいいような気がしてきた。
気を取り直して、次に進みます。
赤い基盤と、ユニバーサル基板との接続にはピンヘッダを使いました。
ピッチは何とか合わせることができました。
抵抗やコンデンサの配線のために部品の足を曲げてのはんだ付けはしない主義です。
なので、あらかじめ細めのすずメッキ線で配線を作っておきます。
こうしておくと、後で部品を交換するときにすごく楽です。。。
ここまで出来たらあとは部品を差し込んではんだ付けするだけです。
はんだするときに気がついた。
電解コンデンサ、立てたらケースにぶつかる。
OSコン1200uFだと、微妙にあたりそう。
ということで、
で、ささっとはんだ付けをして。入力ジャックと、出力ジャックを仮組してみる。
閉めるときに、何かがぶつかって固い
たぶんXHコネクタがギリギリの高さなんだろうと思います。
おかげで基板をねじ止めするとかはかんがえなくてもよさそう。
CL750をぎりぎり鳴らせてはいるのだけども、単4電池2本の駆動だと、電圧がたらない感はぬぐえないなぁ。
昇圧して12V駆動とかにすれば余裕なのかなぁ
しばらくこれで、エィジングしてみます。
これを使って性懲りもなくポータブルアンプを作ろうと思う。
前に作ったPAM8403はちっさくてよかった。惜しむべきはホワイトノイズ。
TDA1308はもともと低電圧で動作するヘッドフォンアンプ用のICらしいので期待してます。
注文してから、届くまで、2週間ぐらいはかかっている印象。中国から、そっけない袋に包まれて届きます。
まず、そのまま電池2本と入力、出力を継いでイヤホンで聴いてみた。
どうも、低音がすっかすか、全く出ていない。
オリジナルのデータシートを調べてみる。
このボードもデータシートとほぼ同じ回路のようだ
と思ったが、よくよくみてみると、抵抗値がかなり違う。
入力の抵抗値が4.7k、帰還抵抗が47kなので利得は20db(10倍)もある。
もしかしたら、このボード、ヘッドフォンアンプとしては設計されていないのかもしれないと思ってしまう。
その根拠に、カップリングコンデンサ容量は実際にはかってみたら、、、なんと、
- 入力C 実測980nF 多分これは0.1uFのチップコンデンサがついている。
- 出力C 実測17.45uF こっちは、18uFのチップコンデンサ??
これでは、16Ω程度のイヤホンだとカットオフが500Hz付近じゃ・・・・
どうりで。。
ということで、
コンデンサを外付けにすべく、入力チップコンデンサと出力チップコンデンサを外して半田ブリッジさせた。。
外付けの部品は
- 入力Cは2.2uFのフィルムコンデンサ。
- 出力Cは1000uFの電解コンデンサ。
- 電源部には1200uFnOSコンを奢ってみよう。
今回もケースはタカチの
で、レイアウトは。
余裕で組み込めそうである。
ただ、残念なのは、トグルスイッチを組み込むスペースがとれないこと。
今回は単電源なので、スイッチ付きボリュームで対応できるが、1.5Vの両電源で使うときは2回路のスイッチが必要なので工夫しなければならない。
パネルにはLEDを追加、
- 高輝度赤色でドロップアウト抵抗は2kΩ
- 電源が3V、LED順電圧が1.8Vだとすると残りが1.2Vで2kΩの抵抗
- LEDに流す電流は 1.2V/2k=0.6mA
定格が2mAくらいだと思うので0.6mAで暗くない?っておもうけど、これでも結構明るく光ってくれる。
このタカチのケース、気に入っているんだけど、ひとつ問題が・・・・
パネルの厚さが、厚い。。厚いゆえに3.5ジャックのナットが最後まで廻しこめないので、プラグがきちんと最後まで押し込めないものがある。つまり接触不良で片方から音がしないみたいなことが起きる。
パネルの後側を少し削る必要があるかもしれない。。。。
今期は使用しないが、一応、電池ケース部に両電源退翳のための配線も確保
と、ここでひとつ思いついた。
基板入力のカップリングコンデンサの処を半田ブリッジとしたので、シリーズに入っている4.7kが直接入力につながっている状態。
ということは、外部周辺回路に10kΩを追加すれば全部で14.7kとなる。
- 入力抵抗:14.7kΩ
- ゲイン:47/14.7=約3.2倍
ヘッドフォンアンプとしてちょうどよい利得に落ち着く。
周辺回路はこんな感じに。。。。
あとで、別のアンプ基板作った時に同じケースで、”着せ替え”ん?!”載せ換え”を目論んでいるので、XHコネクタを使います。
普通にユニバーサル基板で作ってもそんなに手間は変わらないような。。。
ここまでして、わざわざこの基板使わなくてもいいような気がしてきた。
気を取り直して、次に進みます。
赤い基盤と、ユニバーサル基板との接続にはピンヘッダを使いました。
ピッチは何とか合わせることができました。
抵抗やコンデンサの配線のために部品の足を曲げてのはんだ付けはしない主義です。
なので、あらかじめ細めのすずメッキ線で配線を作っておきます。
こうしておくと、後で部品を交換するときにすごく楽です。。。
- 青いのは2.2uFのメタライズドフィルムコンデンサ。
- 黒いのが1000uFの電解コンデンサ。
- 白いのが1200uFのOSコン
- 抵抗は入力にシリーズに入れる10k
ここまで出来たらあとは部品を差し込んではんだ付けするだけです。
はんだするときに気がついた。
電解コンデンサ、立てたらケースにぶつかる。
OSコン1200uFだと、微妙にあたりそう。
ということで、
- 電解コンデンサは寝せる。
- OSコンは470uFにして小型化
運よく、一発で音が出た。ただし、ハムノイズあり。。。
そっか、まだ、入力にボリュームつないでないから、解放だとノイズを拾いやすいのか。
iPhoneをつないで試してみる。うん、ノイズはないようだ。大丈夫だ。
CL750をつないで聴いてみる。ぎりぎり音量は取れているみたい。
閉めるときに、何かがぶつかって固い
たぶんXHコネクタがギリギリの高さなんだろうと思います。
おかげで基板をねじ止めするとかはかんがえなくてもよさそう。
CL750をぎりぎり鳴らせてはいるのだけども、単4電池2本の駆動だと、電圧がたらない感はぬぐえないなぁ。
昇圧して12V駆動とかにすれば余裕なのかなぁ
しばらくこれで、エィジングしてみます。
2019年8月14日水曜日
PAM8403 その2:ヘッドフォンアンプ・ホワイトノイズをなんとかする。
ホワイトノイズを低減すべくいろいろいじっているのだけれど。
電源の入り口にパスコン入れてみたり。
電源をスイッチング電源とか使って、スイッチングノイズが重なってのホワイトノイズであれば効果があるそうだ。
今回は、もともと、クリーンな電池電源なので、案の定効果なし。
あとは、トランスの一次側に並列に
100Ωを入れている。→変わらず。
10Ωにしてみる。→変わらず。
というか、音量そのものが変わらない。
元々4Ω程度と低抵抗負荷を想定されているアンプなので、トランスの600Ωにその位パラレルにしても全く影響ないみたい。。。
2次側に並列、直列につなげば効果あるけど、あんまりやりたくない。
ということで、素のまま。
で、締めることに。
一応これで完成とする。
電源の入り口にパスコン入れてみたり。
電源をスイッチング電源とか使って、スイッチングノイズが重なってのホワイトノイズであれば効果があるそうだ。
今回は、もともと、クリーンな電池電源なので、案の定効果なし。
あとは、トランスの一次側に並列に
100Ωを入れている。→変わらず。
10Ωにしてみる。→変わらず。
というか、音量そのものが変わらない。
元々4Ω程度と低抵抗負荷を想定されているアンプなので、トランスの600Ωにその位パラレルにしても全く影響ないみたい。。。
2次側に並列、直列につなげば効果あるけど、あんまりやりたくない。
ということで、素のまま。
で、締めることに。
一応これで完成とする。
ケースの日焼け隠しにどっかでみたようなシールを作って貼ってみた。
あれ、8103?? ん、8403だった。。。。
ま、いっか(笑)
にしても、このアンプ。
電池の持ちが良い。。
今日も、電源入れっぱなしにして、エージングしてるけど、電池が切れる気配がない。
単4電池2本しか使ってないのに。
そういう意味では、ポタアンとして最適だな!!
2019年8月12日月曜日
PAM8403 その1:ヘッドフォンアンプをでっちあげる
Amazonで131円で手に入ったPAM8403ボード
どうしてこんなに安く手に入るのかは、おいといて・・・・
ちっさい!それに、普通にスピーカー継いで鳴らしてみると、結構良いかも。。。
ということで、これをいろいろいじってみることに。。。
しかし、こいつD級アンプなんですよ。
ということは、そのままではヘッドフォンのような3極プラグにつなぐためにRチャンネルとLチャンネルの-側を継げない。
試しに、ネットの情報をもとにやってみた。
たとえば
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=20510796/
とか
https://plaza.rakuten.co.jp/aisuke37/diary/201703290000/
あたりを参考にして、やってみた。
うちでは、うまくいかなかった。
音はでるんだけど、ピアノの音がひずんで聞こえる。
アリアナグランデのthanx u, next これの冒頭のピアノで確認したんだけど。
マイナス側を抵抗、4.7Ωでつないでコモンにしても、だめ、DC的にまずいのかと思って1000μのコンデンサを途中に入れてみてもおなじ。。。
やっぱりトランス使わないとだめそう。
山水のST71あたりがよさそう。。。
https://yaplog.jp/double-bass/archive/160
でも、これ、ヘッドホンにお高い300ΩのHD560つかったからこのインピーダンス
ま、いっか、やってみるだけやってみよう
こんな感じになった。
ケースをしめてっと
こんな感じなわけですよ。
ヘッドフォンアンプとしての成績はいわゆる”平均的な”ということらしい。。。
何と比較して平均なわけかはわかってないのだけれど。。。
そもそも、このアンプ、乾電池2本、それも単4電池で駆動して、小型ケース
タカチの
どうしてこんなに安く手に入るのかは、おいといて・・・・
ちっさい!それに、普通にスピーカー継いで鳴らしてみると、結構良いかも。。。
ということで、これをいろいろいじってみることに。。。
しかし、こいつD級アンプなんですよ。
ということは、そのままではヘッドフォンのような3極プラグにつなぐためにRチャンネルとLチャンネルの-側を継げない。
試しに、ネットの情報をもとにやってみた。
たとえば
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=20510796/
とか
https://plaza.rakuten.co.jp/aisuke37/diary/201703290000/
あたりを参考にして、やってみた。
うちでは、うまくいかなかった。
音はでるんだけど、ピアノの音がひずんで聞こえる。
アリアナグランデのthanx u, next これの冒頭のピアノで確認したんだけど。
マイナス側を抵抗、4.7Ωでつないでコモンにしても、だめ、DC的にまずいのかと思って1000μのコンデンサを途中に入れてみてもおなじ。。。
やっぱりトランス使わないとだめそう。
山水のST71あたりがよさそう。。。
https://yaplog.jp/double-bass/archive/160
でも、これ、ヘッドホンにお高い300ΩのHD560つかったからこのインピーダンス
ま、いっか、やってみるだけやってみよう
こんな感じになった。
ケースをしめてっと
うちのAKGのインピーダンス高めの(120Ω)のヘッドフォンだと、普通にいい感じ。
一応データをとっておこう。
負荷を100Ωにして特性をRMMAで測ってみると。
ヘッドフォンアンプとしての成績はいわゆる”平均的な”ということらしい。。。
何と比較して平均なわけかはわかってないのだけれど。。。
そもそも、このアンプ、乾電池2本、それも単4電池で駆動して、小型ケース
タカチの
にいれてるわけだから。携帯用として使いたいわけで。。。
持っているイヤホンにつないで聴いてみると。。。。。
これが、
全然
だめ
(-_-;)
何がダメかって。。。そう、ホワイトノイズが・・・・・・
電源入れると”サーー”って音がするあれです。
能率の低いハイインピなヘッドフォンだったら大丈夫だったので、イヤホンでもさがしてみようと。。。
ありました。。。アマゾンに CL750
で、買ってしまいました。っておい!そもそも、作ったヘッドフォンアンプを試したいだけ…。普通に持っているイヤホンを直にiPodにつなげばいいやん。
とも思ったのですが。。。。
時すでに遅し(笑)
つないで聴いてみたら。。。。
最初の印象。。
やっぱ、ふつ―のイヤホンの時よりはかなりましで、まあ我慢できる範囲ではあるものの、ホワイトノイズ気になる。。。
高音がつよい。。。なんかキラキラした感じで。
しばらく、エージングしないとダメかな。
でした。無駄な工作・そして買い物したかも
ああ、みんなこうしてオーディオ沼にはまっていくんだなぁ。。
と気がついた時には、時すでに遅し(笑)
いろいろ失敗して、試せて楽しかったからいいっか!
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