2024年6月9日日曜日

手巻きのFCZコイルもどき 4

 アリエクで手に入れたコイルセット

をつかってRF増幅段のアンテナ側コイルの最適巻き数を探った。





入力側コイルの2次側巻線数を変えて試してみた。

  • 6t:20t 巻線比36:400 11.1倍 2次コイルは1次コイルの上に巻いた
  • 3t:20t 巻線比  9:400 44.4倍 2次コイルを先に巻きその上に1次コイル
  • 2t:20t 巻線比  4:400 100倍 2次コイルを先に巻きその上に1次コイル
上記回路に繋いだ時の入力インピーダンス
  • 6t:20t 1.15kΩ


  • 3t:20t 98.27Ω


  • 2t:20t 28.96Ω

2次巻き数2回のものがいちばん感度が良かった


Sメータの振れは-83dBでFCZコイルの-73dBと同じぐらい。コイルの巻き数が変わっただけで10dBも違うのか?という驚きがあった。

ただしこの状態は発振寸前の状態で安定ではない。

入力側に3dBパッドをいれてみる。


パッドを入れたことにより入力は49Ωに。インピーダンス整合は完ぺきである。。。。。。


この状態で、ソース抵抗と5k半固定を調整しつつ、感度と安定の状態を探った。発振対策が完全ではないが入力オープンでもスピーカーからビーとかギェーっと発信音がしない程度で妥協した。

以下各入力dbmでのSメータの振れ

-73dB S9

-79dB S7

-85dB S5

-91dB S3

-97dB S1

※Sの表記はFT891と同じ3dB刻みでの表記

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