スプリアス測定
tinySA
QCXmini 14V 7010kHz
1-100MHz
外部ATT 40db
で軽く測定してみた。
結果をみると
基本波 -4.5dBm(+40dBm)
第2高調波 -50.41dBm+4.5 -> 45.91dBc
第3高調波 -56.81dBm+4.5 -> 52.31dBc
ん!?これって条件を満たしていたっけ??と思い調べてみると・・・・
なになに、日本国の電波法によると。。。
基本波 -4.5dBm(+40dBm)第2高調波 -50.41dBm+4.5 -> 45.91dBc NG
第3高調波 -56.81dBm+4.5 -> 52.31dBc OK
このままではダメである。ということは何とかしなくてはいけないわけで・・・・
でも、このようなことは前にLPFの検討をしたときに経験済みであるので、同じように対処してみることにした。
また、QCX LPF で検索してみると同じような経験をして対策したOMがいらっしゃった。
QCXのLPFについて - 非職業的技師の覚え書き (hatenablog.com)
とても詳しく説明があるページで参考にさせてもらった。ありがとうございます。
結果的に自分はL2に抱かせるコンデンサの容量を68pFとしました。
ここに2012(0805)サイズのチップコンデンサ 耐圧はたぶん50Vの68pFを追加した。
この状態でスプリアス測定をしてみる。
tinySA ULTLA
QCXmini 12V 7100kHz CW 0 WPM
外部ATT 50dB
0.15-500MHz RBW 100k
1-31MHz RBW 10k
基本波 -14.06dBm(+50dBm)
2倍高調波 -76.81dBm+14.06 -> 62.75dBc OK
3倍高調波 -93.50dBm+14.06 -> 79.44dBc OK
-50dBの規格はクリアできた
疑問点
測定でTinySA-app で内部アッテネッターを-5dB追加してみたら。。。
QCX mini 11V(電池駆動で測定しているので前回よりやや下がっている)
方向結合器20db+抵抗ATT30db+内部ATT5db
0.15~500Mhz 100k RBW
1~30Mhz 10k RBW
こんな結果になった。
3倍高調波がみえていないのだが・・・・これで良いのか?
ATTの使い方でデータが変わってしまう。ということはもしかしたら頑張れば素のQCX mini でもギリギリクリアできた可能性はある。
その測定条件はATTの使い方にありそうだ
- tinySAへの入力は-10dbm~-20dbm程度
- 内蔵ATTは5db程度
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