2025年1月27日月曜日

TA7358:10MHz IFT作成

TA7358 IFコイル仕様の検討

IFの周波数は10.7MHzとしている。
前投稿ではFCZは9MHzのコイルの仕様を参考にして巻き数を14tと決めた。

資料:FCZ諸元

巻き方だが、追加の分は14tは以前と同様に3x5溝にし3,3,3,2としたが、リンクコイルは最上部溝に3t巻いた。(前回は中央部に5t,4tと巻いていた)



TA7358の6pin出力インピーダンスは100kΩとされているので出力インピーダンスはほぼコイルのインピーダンスとなる。
クリスタルフィルターの入力インピーダンスは40Ω程度
コイル仕様としてインピーダンス比は
14t:5t (14/5)^2=8
14t:4t (14/4)^2=12 
14t:3t (14/3)^2=22
となる
手持ちのコイルで試してみた。手法はTP1電圧(AGC電圧)を測る方法。その結果、この中では14t:3tがいちばんよかった。

さて、

検証してみよう

順番が逆(;'∀')
普通は設計のために計算してからのはずだが・・・・

クリスタルフィルターの入力インピーダンスは40Ω程度
Q値を仮に50とするとコイルの負荷インピーダンスは
より7.4kΩとなった。
巻線比からクリスタルフィルターにつながる側のインピーダンスを求めると

IMP比IMP
14t:5t(14/5)^2=8943.88Ω
14t:4t(14/4)^2= 12604.08Ω
14t:3t(14/3)^2=22339.80Ω
14t:2t(14/2)^2=49151.02Ω
14t:1t(14/1)^2=19637.76Ω

5t,4t,3tと試し、一番良かったのが3tだったが計算でのインピーダンスは339Ωであった。
まだまだ不整合である。
14t:1tで37Ωなのでそっちのほうがよいかもしれない。ということになる。
試してみたい気持ちがウズウズ。

まさにコイル沼だ(;'∀')

結局

2tのコイルも作成。

3tよりも成績が良いことが判明。。。。
こうなると1tも作ってみたくなるが、まさに沼なのでやめとこう('◇')ゞ


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