前回は基板に載っていた部品を外したところまででした。
もともとTDA7927を積んだ基板は部品点数は少なく簡単な回路構成であったので、まともに聴けるようにすべくセラコンからポリエステルフィルムコンデンサに変えてみようという作戦です。
さて、この構成で音を聴いてみることにしますか。
ネットワークプレイヤーに仕立てて音を聴いてみる
上流部で組み合わせるのは、前回これもお安く手に入れた中華基板のES9018k2m基板。
これをDACとしてバラック用のベンチ台!?に載せて組んでみましょう。
構成は、ES9018k2mにラズパイをI2Sで接続しアナログ出力を今回の基板で電力増幅します。電源は、以前作った「MP1584を使った5V,12V,-12V電源」を使うことにしました。
ラズパイのOSとなるのは、ここのところ開発が活発で頻繁に更新されているrAudioを選択しました。
接続して、おもむろに12Vアダプタをつないで電源をいれてみると、、、
なんと、ピーギャラノイズが・・・・・
ラズパイからのデジタルノイズがだだ洩れの状態・・・・・
しかたないので、とりあえず、パワーアンプ部とDAC部の電源を別にしました。
※後に問題を解決して電源を共通にしました。
やはし、ちゃんと作りこまないとGNDからのノイズが載ってしまいます。いわゆるグランドループというやつですね。。
電源を別々に取れは、ノイズは皆無です。。。
※信号線の引き回しを改善したらノイズがなくなりました。この辺はうまくいくと面白いですね。まさにグランド(GND)でループを作っていたところを一カ所断ち切っただけです。