2025年2月14日金曜日

C級電力増幅プッシュプル 入力電力と出力電力

 広帯域C級プッシュプル定数決定

入力電力を決めるため入力電力と出力電力の関係をみてみた

電源は12Vで使用した回路は次の通り(入力部にインピーダンス整合のため3dbのPad)


測定用信号源としてTinySAを使用した。が・・・素のままではー7dbmまでしか出力できないので、市販の広帯域アンプをいれた。これにより10dbmまでは任意の出力が得られるようにできた。

使用したアンプは次のもの


結果のグラフである


結果はー1dbm入力までは増加がみられたがそれ以降は頭打ちになっている。
この結果はLTSPICEシミュレーションでみた0dbm以上の入力でクリッピングが始まるという励振段の出力結果と矛盾しない。

-1dbm,199mv(*√2/2) 入力

3dbm,315mv(*√2/2)入力

電源電圧を上げればもう少し出力はとれそうではあるが、12Vでの運用とする

この結果より、Si5351からの出力は2MA設定(LowPass後で約1dBm)とすることにした

-500MHz 100kRBW
1-31MHz 10kRBW
7.00-7.04MHz 0.2kRBW



ユニットとしてユニバーサル基板に組んだ。




気持ちの問題かもしれないが安定度を高めるためにGNDに0.55mm線を使いかつ銅箔テープにてグランドを広くとることとした。
TTC015Bの放熱はケース直留とする予定なのでヒートシンクは仮付けである。

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