TTC015BによるC級プッシュプル
作例を探してみたがあまり参考にできるものはなかった
これらの回路を自分のわかる範囲で適当に切り貼りして検討したものが次の回路
※記事作成後安定マージンをとるためTTC015Bのベース抵抗4.7Ωを追加
出力は3.5~3.9W程度になった。
いろいろ試した後の定数。12Vで4.2Wの出力があるので、ちゃんと合成されているようだ。
C級プッシュプルでの入出力インピーダンスの考え方を教示しているサイトをみつけられず。。。なので、まったくの手探り状態。
とりあえず片側で考えることにした。
出力トランスはBN72のメガネコアを使った。メガネコアだとセンタータップがとりやすいという理由だけだが・・・・。
8tCenterTAP:8tとした。※コアのALは320程度だったので43材と近い。
シングルと同じように計算すると
P=4W,VCC=12VVce(sat)=0.4とすると(12-0.4)^2/2x4=16.82Ω
ここで出力トランスのインピーダンスだが、C級なので半分づつしか使われないので、センタータップと2次側との巻線比で1対2となり出力側は4倍の67.28Ωとなると考えた。
はたしてあっているのだろうか?
ん~わからない('◇')ゞ
入力インピーダンスについてはもっとわからない。
TR=TTC015BhFE=150Ic=285mA(C級PPでは2つ同時にONすることはないので570mA/2とした)
ここから計算すると(A級と同じ要領で計算)←すでに間違ってる?
hie = hFE × { RE + ( 26Ω ÷ IC ) }
hie=13.7Ω
入力部ではFB801 bifilarの中点からとっているので、全体では巻線比(2)よりインピーダンスは2^2=4となり13.7×4=54.6Ωとなる。
励起段はシングルと同じ定数なので、インピーダンスは630Ω、54.6Ωに整合させるには巻数比3.4になる。出力コイルをいろいろ変えてみたところFCZと同じ18:6(巻比3)のものが一番出力がとれたことからインピーダンスが整合しているとすると、計算結果と同じであったので考え方は合っているような気がしてきた。
0 件のコメント:
コメントを投稿