2022年7月9日土曜日

RTL-SDRダイレクトサンプリングのマッチングトランス1

ダイレクトサンプリング時

RTL2832Uの入力インピーダンスが思ったより高いという記事を読んで、気になっていたことを試してみることにしました。

最初に作ったのはFB801-43へのトリファイラ巻9回のものです。

そして、次に試したのが10回巻トリファイラで、トランスの中点をアースに落とす接続。なんとなく、差動入力だと2次側トランスの中点を接地したくなります。その方がアンバランス入力から差動入力への変換時の常識なような気がします。

このページの図ではマッチングトランスの2次側中点をコンデンサを介して接地してありました。

やっぱり、この方が正解だと思うんだよなぁ・・・・・

そう思って、マッチングトランスの中点を接地してみた。

この辺までが今までの経緯

トランス2次側の中点を、基板のべたアースの部分のレジストをはがしてはんだしました。


そして・・・・・

中点接地の結果は!!

。。。うん・・・・そんなに変わらない。。。

でした。

次にきになっていたのが

この記事
どよよん現象@アマチュア無線 計画中のミキサー向けトランスの特性 https://doyoyon.com/blog-entry-890.html?utm_source=pocket_mylist

この記事を読むと、バイファイラ6回巻ですでに、HFバンドの上の方(20MHz)で損失が大きくなっていて使えなかった。4回巻で実験を行っているという記事。

さらに、2次側4回巻バイファイラ、1次側2回巻にすることで、1:16のトランスとなること、今まではトリファイラだったので1:8の比だったので、この記事通りのマッチングトランスを作成すれば、RTL2832Uの高い入力インピーダンスに対応できて感度があがるかなと思った次第。

しばらく、面倒で試していなかったのですが、やっぱり手を染めてしまいました。

※ちなみにC39,40のチップコンデンサ、100nFでした。まぁ0.1μFですね。

本当は1000pFあたりなのかなと思っていたのに値が大きかったのにはびっくり。
DS-DT-305だけかもしれないけど・・・・・

トランスは、中点をそのまま設置して、入力部分を0.1μFでカップリングしました。

左側は10回巻トリファイラのもので、右側が4回巻バイファイラ+2回巻で1:16のトランス。

このふたつをとっかえひっかえして体感の感度を比較してみようと思います。

まず、第一印象・・・・・

ん~~。かわらん(-_-;)

というか、こんなに巻き数が少なくても、中波帯でもちゃんと聞こえるんだ。という驚きのほうが大きいかな(笑)

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