RTL-SDRのためのHFコンバータ
- 水晶発振器:7050 4P 100M 3.3V
- ダイオード:BAT85
- トランス:BN73-302メガネコア、0.55mmUEWトリファイラ4回巻
- LPF:30MHz 7素子
回路はとても単純。アンテナで受けた電波をLPFを通して30MHz以下に制限し、パッシブダブルバランスドミキサーで周波数変換を行って出力する。Loを100MHzとしたので例えば1242kHzならば101,242kHzと99,758kHzに変換される。
RTL-SDRでこの101,242kHzのほうを受信する。本来ならば出力にHPFを置くところだと思うのだけれども、99,758kHzを除外するのは困難。なので潔く!?省略した。
この回路で重要なのは水晶発振器とDBM(自作)
DBMの説明はこちら
水晶発振器とDBMのインピーダンスは、抵抗で4dbロスさせて無理やり合わせてある。
50Ωにちゃんとなっているかどうかはどうやって検証するのだろう(;´∀`)
水晶発振器の出力インピーダンスを知りたいのだが・・・・
DBMはソケット形式にして、取り換えられるようにした。
のちにFB801-43のフェライトビーズをふたつ使ったものを作ってみた。
感度はちょっと使った限りではBN73-302のメガネコアを使ったもののほうが高いようだが・・・・本当に微々たる差なのでどちらでもよいかな。。。
この辺はちゃんとSSGとオシロスコープ等を使って測定してみたいところ。自分が持っているオシロは40Mhzぐらいまでしか使えないので、役に立たない(-_-;)
FB801-43を二つ使ったパッシブDBM
SBDはBAT85を使った、これ、テスタで測ると順方向電圧が0.26Vと表示された。
とりあえず、同じ数字を示すものを4本選別してリングダイオードとした。
ソケットに挿すとこんな感じになる。
これで、いろんなDBMを自作して試せる。。
楽しい。やっぱり作るのが好きなんだな(笑)
LPFの特性
- 330nH:3mm,12turn
- 530nH:5mm,12turn
やっぱり、この辺は実際に巻いてみてnanoVNAで計測しながら調整するのが良いみたいだ。
LPF まぁまぁ、ちゃんと設計通りになっているようだ。
スペースが無駄にあるので、7素子にしたが、ダイレクトサンプリングのLPFと違って、5素子以下でも問題はなさそうな気がする。
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