中波帯を抑制して短波帯を聞き易くするLPFを実験した
最初BPFの設計ページで定数を探ってみたが・・・・
あまり、芳しくない。どうやら、広帯域のBPFには向かないようだ。
ということで、以前計算したLPFにHPFを追加する形でシミュレーションしてみたら・・・・
おぉ、これならちゃんと使えそう。LPFの減衰が足らなくて、少し1000KHzあたりにFM放送のお化けが残ると思うが、そもそも中波帯はカットしているので問題ない。
ということで、この定数で実験することにした。
と、ここまできて、全く写真を撮っていなかったことに今更気づく・・・
あちゃー、夢中でやってたから・・・・忘れたわ
ということで、nanoVNAで測定した特性図のみ・・・
-3dbのカットオフ周波数を確かめたかったので・・・こんな図になったが、まぁ設計値に近い値になっているようで満足。
5MHz~30MHzがおおむねー3db以内に収まっているようだ。。。
当然ながら中波帯は、こんな感じに抑制されている。
狙いは、中波帯をカットして地元の強力なローカル局によるほかの帯域の抑制を取り除くこと。。短波帯での感度アップが目的。
BPF使用
短波帯は、単なるLPFを使ったときよりも聞き易くなっている。。。
LPF使用
こちらはLPFのみ・・・・・BPFのほうが信号が強い、確かに効果はあるようだ。。。。
今回の空芯コイルも値を測りながら巻き数と長さ(これ重要)を決めた。多めの値から巻き数をほどいて煮詰めていく・・・・
ほどなく、大体設計値に近い値になるので、採用し生基板に載せていく・・・・・
にしても、nanoVNA便利だ!! そのおかげで確かめながら作れる。測定器としては安価だしなかなか使えるやつだ。
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