2022年7月8日金曜日

フラフープでYouLoopを構成してみる

FraUloopアンテナ

とでも命名しましょうか(笑)

にしても、最近はオーディオじゃなくてラジオや高周波にぞっこんですなぁ。

なんだか、結構いろいろやってみると面白い。

コロナ禍でうちの中にこもっているから、こうやってちまちま弄っているのも良しとしますか。

さて、YouLoopアンテナは、以前作ってみて主に中波用に使ってきました。

オリジナルでは、BalanにBN-73-302というメガネコアを使っていますが、あいにくなかったので、透磁率の高いFT50-75を使い、1次側、2次側ともに8Turnとしました。

写真は以前に作ったYouLoopアンテナ

直径は約60cmとなりましたので、外周約180㎝強といったところでしょうか。

エレメントとしたのは、テレビで使われる75Ωの3C2V規格の同軸ケーブルです。

繋ぎ方は、こちらを参照

YouLoop Magnetic Antenna - airspy.com https://airspy.com/youloop/

このアンテナ、中波帯ではとても感度が良く、気に入っていました。

しかし

短波帯での感度がいまいち・・・というか、使えません。
なぜなんだろう???
Blanに#75材を使ったからかなぁ・・・・



最近よく使っているnanoVNAで自己共振周波数を調べてみました。

どうやら、2MHzあたりらしいです。

ということは、2Mhz以上ではこのアンテナはインダクタンスとしてじゃなくキャパシタンスとして機能してる??ことになるのでしょうか???

よくわかっていませんが、どうやらその辺にも短波帯の感度が悪い理由がありそうです。

共振周波数を上げるには??

エレメントに同軸のキャパシタンスが影響しているとすれば、もっと開けたものをつかえばいいんじゃないかな。。。と

そうだ、フラフープを使って、外側はアルミテープにして、中に銅線を通そう!!

ひらめきました(笑)

ということで、さっそくやってみました。

いつもの百均の材料たち。

  • 60㎝直径のフラフープ
  • 1.2mmの銅線
  • アルミテープ

すべて百均でそろうものです。これを

のようにします。

上の部分・・・

下の部分

外周にアルミテープを巻いて・・・・・

Balanは

FT50-77にLANケーブルをばらしたものを8Turnとしました。奇しくもバイファイラ巻となってしまっていますが、まぁいいっか。。。

ユニバーサル基板の切れ端にこれらをはんだして、固定しました。

さて、自己共振周波数はどうなったか・・・・


4Mhz付近になりました。ん!?倍になったけど、普通の短波帯よりも自己共振周波数が低いということは・・・・失敗か(;´∀`)

いや

実際にSDRに繋いでみましたが、先に作ったYouLoopより、このFraUloopのほうが全然良いです。中波帯も遜色ないし。短波帯もMLAとして作った同じ直径のものよりも良く聴こえます。

まぁ、今わ、作ったばかりでよいところばかり探そうとしているから・・・・

ちゃんとした評価は後にしますが、なかなかいい感じです。


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