TA7358とクリッピング
- 利得 30db
- Q値を50とした時のIFコイルのR 7400Ω
- 6pin出力抵抗 100kΩ
確認のためIF出力リンクコイル側の波形をみてみた
- RF+MIX利得 30dB
- 14t:2t 2t側にて測定
- AGC OFF
- BPF あり
IMP比 | IMP | ||
14t:5t(14/5)^2= | 8 | 943.88 | Ω |
14t:4t(14/4)^2= | 12 | 604.08 | Ω |
14t:3t(14/3)^2= | 22 | 339.80 | Ω |
14t:2t(14/2)^2= | 49 | 151.02 | Ω |
14t:1t(14/1)^2= | 196 | 37.76 | Ω |
実験して遊ぶには程よいデバイスだろうが、 送信用(HAM RADIO)としては??だろう。クリコン用にしても外部OSCからの注入上限は100mV近傍になる。安全を見れば70~80mV程度だろう。HI-FIにするには工夫が必要になる。 「割合に制約が多いデバイス」と捕らえるのが正しい。 工夫は各自してみてください。
アンテナ切り替えはリレーを使うと簡単にできるのだが、高周波リレーがあれば使うのだが手持ちにはDCリレーしかない。フルブレークインにするとカチャカチャうるさい。
そこで、QCX回路を真似てMOSFETを使ってみることにする。
MOSFETによるスイッチングは受信機が送信時に切り離されて、非送信時につながる。
受信時は送信終段のRFCと並列になるので調べてみた。
送信機最終段のRFCは50Ωの10倍程度とする。≒500Ω
無線機の設計と製作入門,95ページ,187ページ
ということなのでRF入力は9割程度になる見込み
ちなみに、RFCは7MHzでは500Ωのインピーダンスを確保すると11.4μH必要ということになる。AL値から巻き数を計算すると
FT50-61 ≒13Turn
FT50-43 ≒5Turn
必要ということになる
サイズも小さい。チップ部品の取り付けも大部慣れてきたけど、老眼に優しくない(・・;)
TA7358 CWの回路VFOにAD9833を使ってきた。難点は発振周波数が高くできないので受信・送信周波数より低い周波数で出力することになる。するとスプリアスの抑制が困難になってきた。それに送信周波数を直接出力できないので送信にも周波数変換が必要になるため回路規模が大きくなってしまう。
Si5351VFO[+5.5dbm]-励起(2SC1815)-電力増幅(TTC015B)-LPF-ANT
というわけで、Si5351を使ってみることにしたわけだが・・・・どこのページをみても、どうしても面倒な設定が必要なことがわかる。DDSのように簡単にはいかないようである。
自作・実験・Audio・Linux覚書: Si5351を使った7MHz VFOの実験
では、JA2GQPさんのスケッチを使わせてもらった。今回もそれを改変してCLK0で受信VFOを、CLK1で直接送信周波数を出力できるようにしたい。
さて、Si5351のスケッチだが、arduinoには面倒な設定がいらないライブラリがある。これを使うと簡単にスプリアスの少ない組み合わせを自動的に設定してくれるようだ。
すばらしい。。
それに、JA2GQPさんのスケッチが非常によくできていて読みやすいので助かった。受信用にCLK0を使い17MHzを出力させTX時にCLK1に7MHzを出力させるように改変した。
めずらしく、一発で思い通りに動かせた。自分用にスケッチファイルを貼っておくことにする。
https://drive.google.com/file/d/1Em5VaG_Ot9FjmdgrPUIFk0gaj6fmQSRU/view?usp=sharing
このラダー型には次に示すシリアル型と他の作例によくあるパラレル型がある
この二つの違いは、一番はこれ