Si5351VFOをArduino制御でコンパクトに
遅ればせながら、組んでみた。
と言っても、全て先人OMのものをそのまま真似させてもらった。
出典はこちら。。。
JA2GQP’s Blog: si5351 oled 3BAND VFO
スケッチはここのサイトにまとめられている。
si5351 VFO - Google ドライブArduinoは3.3VのProMiniを使った。その上にアリエクのSi5351基板が被さる配置にして小型化を図った。
VFOそのもののサイズは秋月C基板の半分以下の大きさ。
とりあえず7MHz用として組んであるが、他の周波数で実験するときのために、LowPassフィルターを交換できるようにしてある。
LowPassフィルタである。470p,1uH,1000p,1uH,1000p,1uH,470pで組んである。
この値は送信機のLowPassフィルタと同じ定数。
7MHz CW で使うLowPassフィルターを作ってみた
LowPassフィルタ後の出力、半固定Volにて出力をー7dbm程度にしぼってある。(VOL前はおよそ6dbm程度でLowPassフィルタはカットオフ8MHz。Si5351そのものの出力は10dbmなのでLowPassフィルタの損失がやや大きい模様だがま、いっか)
もとが矩形波なだけに、たくさんの高調波が出ている。それをフィルタで落としている。高調波は基本波に対しておおむねー45dbくらいを確保できている。が、高い周波数での減衰はもっとあってもいいはずなのだが、、少ない。
ちなみにnanoVNAで計測したフィルタ特性。。。。これをみるとやっぱり・・・・(;^_^A
TDA1083受信機に組み込んだあとの消費電流は、RegがMax150mAなので消費電力が気になる。
総消費電流は85mA程度となった。もとが40mA程度であったのでVFO部分で45mA消費していることとなる。気になる消費量となった。VFO部分は5Vからじゃなくて8Vからとることにする。(今度はVFO基板の3.3Vレギュレータが気になるが・・・・5Vドロップで50mA、250mWの消費。最大電力は大丈夫なのだろうか?データーシートには接合部の温度が85℃までとしか書いてない。)
しかしながら・・・・
心配していたArduinoからのデジタルノイズもなし、エンコーダーを回した時のプチプチノイズもない。エンコーダーにノンクリックタイプを使用したので、チューニングダイヤルはアナログ感覚で使える。
しかも、QRHはない。。。アナログVFOではあんなに苦労したのに・・・・・
そして、Si5351は安い。。ときたもんだ。
設定プログラムが一番ややこしいらしいが、こうやって先人のを使わせてもらっているので助かっている。
きちんと動くプログラムさえあれば、これは良い選択だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿