アクティブループアンテナの回路図
前記事のアクティブループアンテナの調子が良かったので自分でも作りたくなった。
なので・・・・
中華アクティブループアンテナの回路図をぱくって起こしてみた。アンテナケーブルに電源を載せたいのでインダクタとコンデンサを追加した。
まだ作っていないので、構想を練る。。。
そこが、楽しいところでもある。
ループ部分は直径53㎝ということは、外周で166㎝ちょっと、2mに満たない大きさ。前回はセリアで売っていたフラフープを使ったが、外に設置することを考えると、ワイヤー系のものが良いかな。
園芸で使うポール、1mのものは百均で手に入るので、それを2つ合わせればループ、いや◇を作れるかな。
◇の形なら、アンプとつなぐのにもちょうどよい感じ。
いろいろ考えていると楽しい!!
ここでちょっと問題が・・・・・・上記回路だとBiasTに680uHと表記しているが、これがなかなか曲者で・・・試しに自分でFB801-43に巻いたインダクタの特性をみることにしたが、自己共振周波数が3MHz程度となっている。ということはこれ以上の周波数では性能を見込めない(スルーしてしまう)ことになるのかな。
コンデンサは特性をよくするのによく小容量のものを並列に繋いだりしますよね。それとおんなじ理由でインダクタは直列に小インダクタンスのものを追加すると高域で改善がみこまれるのかな・・・?
電源供給のバイアスティのところを変更、定数はこれから考える(;´∀`)
HF帯で使いたいので~30MHzまでの高周波を高いインピーダンスでストップしてくれればよいので・・・・
単純に小容量のインダクタを直列に繋いで足して計測してみた・・・・が・・・・
微妙に共振点が下がっただけで、広域のインピーダンスが大きくなるわけではなさそう
んー難しい。。。。
とりあえず、既製品のBiasTeeつかうかなあ(;´∀`)
2022/7/23追加
実験的にかの大陸から手に入れた部品で回路をくみ上げてみました。
部品はこのNE592N8と数個の抵抗、コンデンサですから、簡単にできてしまいます。
BiasTeeの部分は後から追加することにして
部品点数が少ないので、ささっと作ってみることにしました。
こんな感じになりました(笑)
オリジナルの定数を丸っとコピーしたので、ほぼほぼ同じ特性のようです。
VRは2kの手持ちがなかったので、1kに。0Ωの抵抗の所はなんとなく10Ωに・・・・
ところで、エレメント部分で、いい素材を見つけました。
ダイソーの園芸コーナーで見つけたもの。
これを見つける前は、◇の形にしようとしていたのです。でも、自由に曲がる、の触れ込みでしたので、これなら〇のかたちにできるかな。どんなもんかと思い購入。
実際に曲げてみると。。。んんん。
これはよいぞ。ということで、ある程度強度もあるので吊り下げても変形しないし。
園芸用だから外においても目立たないし!? (笑)www
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BiasTee追加してみました。
試したのは最初の回路図の方です。使用したのは680μHのシールドインダクタ。
これです。
自己共振周波数は
30Mzでのインピーダンスが1.5kΩ程度確保できているようです。
低いほう、500kHzでも1.5kΩ程度はある。
ということで、使ってみました。
今のところ、感覚的には漏れている感じはない、感度低下を感じることもないようだ。
まぁこれで使ってみることにする。
2022/07/26 Update
仮想アースを記述しパスコンの接続先としました。
NE592は±両電源なので、オペアンプと被ります。抵抗で分圧し仮想アースとしています。
こういう回路をみると、どうにもパスコンをつけたくなり・・・・
パスコンとして、C3,C4;0.01uFを追加。なるべくNE592に近いとこで接続。
出力が不平衡でアース電位がプリアンプと異なりますが・・・
GNDは同軸からのマイナスつまり、給電ケーブルのマイナス側となります。
3pin-0.01uF-仮想アース-0.01uF-6pin
この方がなんかすっきりします。